サムライト、Z世代女性の声を企業へ届ける新しい取り組みを開始
サムライト株式会社(以下、サムライト)は、Z世代女性向けエッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」を通じて、ジェンダーバイアス解消に向けた企業の取り組みを紹介するインタビュー企画を開始しました。この企画のテーマは「私は変わらない、企業が変わる。」です。この活動によって、エッセイ投稿者であるかがみすとと呼ばれるZ世代の女性たちの声が、企業に届くことを目指しています。
エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」とは
「かがみよかがみ」は、18~29歳の女性が自らの経験や悩みを等身大に綴るエッセイが集まるメディアです。その数は2万本を超え、多様な視点からの声が反映されています。これまでに寄せられたエッセイには、社会課題とのつながりや、実際に企業の制度変更に影響を与えた内容も多くあり、受け手である企業にとってのインサイトが得られる場となっています。
インタビュー企画の背景
今回のインタビュー企画を始めた背景には、投稿されたエッセイの中に「こんな制度があったらいいのに」という声が数多く見られることがあります。これらのエッセイからは、Z世代女性たちが抱えるリアルな悩みが溢れています。その中には、企業がすでに取り組んでいるダイバーシティ関連の制度や仕組みも存在します。そのため、企業の「中の人」の声を通じて、彼女たちが望む変化にどのように取り組んでいるかを発信していくことにしました。
インタビュー企画の初回ゲストはパナソニック
第一弾のインタビューゲストに選ばれたのは、パナソニック株式会社です。ゲストの橡尾麻未さんは、エッセイ投稿者が抱える「旦那さんの夕飯を毎朝用意するのか?」という疑問に対し、アンコンシャスバイアスを指摘しました。彼女は、このバイアスに気づくことが大切であると強調し、同社で実施している「アンコンシャスバイアスについての研修」の重要性も語りました。
また、パナソニックがダイバーシティに注力する理由は、創業者の松下幸之助さんが掲げた「衆知経営」という理念にあります。この理念は、多様な知恵を結集することによってより良い経営を実現するというもので、組織としての多様性を重視する姿勢が伺えます。
Z世代女性と企業の新たな幕開け
「かがみよかがみ」のインタビュー企画は、Z世代女性たちが社会を変えていく力を持っていることを知らせる重要な取り組みです。彼女たちの悩みや期待に応えるため、企業側もその声に耳を傾け、変化を受け入れていく必要があります。サムライトのこの新しい試みが、今後どのようにZ世代と企業の関係を近づけていくのか、注目されるところです。
かがみよかがみの未来
「私は変わらない、社会を変える」というコンセプトのもと、「かがみよかがみ」はこれからもZ世代の若い女性たちの声を取り上げ、彼女たちのリアルな経験を企業に伝える架け橋となっていくでしょう。サムライトは、コンテンツを通じて企業のビジネスやマーケティングを支援し、次の時代のメディアビジネスを切り開いていくというビジョンを掲げています。
さらに、今後もより多くの企業とのコラボレーションを進めていくことで、社会全体に向けたジェンダーバイアス解消の流れを加速させていくことが期待されます。これからも彼女たちの声に耳を傾け、共に歩みを進めていくことが求められています。