AIがクマを検知!
2026-05-22 15:26:20

AI技術でクマ出没をリアルタイム検知!ドコモのプロジェクト紹介

NTTドコモの新たな取り組み



株式会社NTTドコモは、北海道にある基地局にAI搭載のカメラを設置し、クマの出没をリアルタイムで検知するシステムの実験を2026年5月から開始します。この取り組みは、ドコモの通信インフラと先進的なAI技術を結びつけて、自然環境の保護と人間社会の安全を守ることを目指しています。「ネイチャーポジティブ」を実現するための一環として、2025年に策定した「生物多様性中期ロードマップ」を基に進行しています。

背景:拡大するクマの生息域



近年、クマの生息域が広がり続けており、令和7年度には230件以上のヒグマによる人身被害が発生し、13件の死亡事故も記録されています。さらに、冬眠から目覚めた令和8年度にはすでに7件の緊急銃猟発砲が行われ、状況はますます深刻化しています。特に、クマ対策の要であるハンターの高齢化や人材不足は大きな課題です。広大な地域では人手による常時監視が難しくなっているため、クマからの安全を確保するためには、ICTを活用し、関係機関と協力した包括的な防衛体制の確立が急務となっています。

取り組みの概要



この実験では、北海道にある2つの基地局に画像認識AIと連動した監視カメラを設置します。これにより、撮影された映像をリアルタイムで解析し、クマの出没を迅速に検知することが可能になります。具体的な特徴は以下の通りです。

基地局設備の活用



基地局周辺では、安定したモバイルネットワークが整備されており、地方でもリアルタイムでの映像伝送や迅速な通知が実現可能です。また、既存の設備を利用することで、環境への負荷や導入コストを最小限に抑え、将来的には更に広いエリアを監視することができます。これは、地域の安全を守るための大きなアドバンテージとなります。

画像認識AIによる出没検知



監視カメラで捉えた映像をAIが解析することで、昼夜を問わずクマの出没を見逃さないように工夫されています。環境条件に応じた安定した検知能力が求められ、高速推論を実現化するために、低遅延なdocomo MECを活用し、リアルタイムでの分析を行います。

実証期間と今後の展望



この実証実験は2026年5月22日から11月30日までの期間で予定されており、北海道での結果を基に今後のシステムの改善や精度向上を図ります。その成果をもとに、クマの出現位置をマッピングし、関係機関に迅速に通知を行うことができるインフラ整備を進める考えです。また、威嚇音の発報機能を持つシステムや新たな電気柵技術の開発も視野に入れています。

これにより、クマを含む野生動物との適切な距離を保ちながら、地域住民の生活環境を大切にする社会の実現へとつながるでしょう。ドコモはこれらの取り組みを通して地域問題の解決を図り、「ヒトと自然が共生する世界」を促進することに力を入れています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社NTTドコモ
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: ドコモ 北海道 AIカメラ クマ出没

Wiki3: ドコモ 北海道 AIカメラ クマ出没

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。