放課後の楽しさを引き出す『放課後オバケコンテスト』
特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールが、2024年10月9日から11月24日までの間、全国の小学生を対象とした『放課後オバケコンテスト』を開催します。このイベントは、子どもたちが「放課後をどう楽しむか」を考え、そのアイデアを可視化することを目的としています。必要なニーズや課題を認識し、解決に向けたアクションを促すこの取り組みには、多くの期待が寄せられています。
コンテストの概要
- - 募集期間: 2024年10月9日(水)〜2024年11月24日(日)
- - 対象: 全国の小学生
- - 応募方法: イベントページ内の応募フォームまたは郵送(消印有効)
- - 応募費用: 無料
- - 選出方法: 絵本作家のtupera tuperaさんと共に、全応募作品からの選考
- - 入賞者発表: 2025年3月(予定)
応募に関する詳細は、
こちらのイベントページをご参照ください。
なぜオバケなのか?
放課後NPOアフタースクールは、活動開始以来、子どもたちの声を大切にし、主体的な活動を支援してきました。昨年施行された「こども基本法」により、子どもたちの意見を尊重する社会を目指す動きが加速しています。
今回の『放課後オバケコンテスト』では、オバケという存在を通じて、子どもたちが楽しくアイデアを出せる機会を提供します。オバケは想像力や冒険心の象徴であり、子どもたちの不安や恐れを表現する手助けにもなる存在です。このアイデアを基に、放課後の課題や願いを考え、解決策を見つける手助けをすることを目指します。
完成したキャラクターの活用法
選ばれたアイデアは、tupera tuperaがデザインしたオバケキャラクターとして、今後さまざまな場面で活用されます。このキャラクターは、子どもたちとのコミュニケーションを促進し、大人に子どもたちの意見や想いを伝える役割を果たす予定です。さらに、放課後NPOの広報活動にも使われ、子どもたちの声を世の中に届ける一助となります。
tupera tupera とは
tupera tuperaは、亀山達矢さんと中川敦子さんによるアートユニットで、絵本やイラストにとどまらず、さまざまなメディアで活動しています。彼らの作品は、多くの国で翻訳され、数々の賞も受賞しています。その独特の視点と色彩感覚は、子どもたちに愛されるキャラクターを生み出す要因となっています。
放課後NPOアフタースクールの取り組み
放課後NPOアフタースクールは、2009年の法人化以来、「放課後はゴールデンタイム」というビジョンのもと、安全で充実した放課後を実現するために活動しています。子どもが主役となれる環境を整えることを重視し、地域や企業と協働しながら、様々なサポートプログラムを展開しています。
社会全体で子どもたちを育て、守るべく、彼らの未来をより良くするための取り組みを加速させています。その中で、今回のコンテストも重要な一歩となることでしょう。子どもたちの声を反映したアイデアが、新たな放課後文化を育む可能性に期待が寄せられています。