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2020年10月30日から2021年1月11日にかけて、東京の六本木ヒルズ森タワー52階に位置する森アーツセンターギャラリーで「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」が開催されます。この展覧会は、2018年にニューヨークで開催された「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」を基にし、世界的なアーティストたちが手がけたミッキーマウスをテーマにした作品が日本初上陸する機会となります。

本展は、ミッキーマウスの誕生から現代、未来にかけてのアートの旅を体験できる内容で構成されています。展示は「原点＝THE ORIGIN」、「現代＝THE TRUE ORIGINAL」、「未来＝& BEYOND」の3つのゾーンに分かれ、ミッキーマウスの進化を視覚的に楽しむことが可能です。

「原点＝THE ORIGIN」ゾーンでは、ミッキーマウスのデビュー作『蒸気船ウィリー』から、ディズニーの礎を築いた名作『ファンタジア』まで、初期の重要な作品が展示されています。これらの作品は、ディズニーが如何にして革新を重ねながら、エンターテインメントの新たな形を創り出してきたのかを示しています。

特に『蒸気船ウィリー』は、音楽とアニメーションのシンクロの先駆けとして、1928年に公開されました。この作品により、キャラクターと音楽が合わさる新たな表現の可能性が開かれ、現在のアニメーション文化の基盤が築かれました。『ファンタジア』は、音楽と映像の融合に挑んだ1960年代の実験的な作品であり、その美しい視覚効果を持って、映像史に燦然と輝く不朽の名作です。

「現代＝THE TRUE ORIGINAL」ゾーンでは、ミッキーマウスがどれほどアートやポップカルチャーに影響を与え続けているかを感じることが出来ます。ニューヨークで展示された現代アーティストたちの作品が数多く展覧され、特に『Steamboat Willie Redux』は、各クリエイターが異なる視点で『蒸気船ウィリー』を再解釈した映像作品です。

最後に「未来＝& BEYOND」ゾーンでは、日本の第一線で活動する5人のアーティストによって新たなミッキーマウスの姿が創作され、展示されます。これにより、今後どのようにミッキーマウスが進化していくのか、また新たなキャラクターとしての可能性を探る場となります。

入館料は一般2,800円、中高生2,000円、小学生1,200円となっており、未就学児は無料です。チケットは事前予約制で、混雑を避けるため、日時指定の入館券が必要です。チケットは2020年9月26日より販売が開始されており、公式サイトから予約が可能です。

また、今回の展覧会ではオリジナルグッズの販売や、来場者特典としてミッキーマウス展オリジナルエコバッグがプレゼントされます。この機会にぜひ、ミッキーマウスの魅力を再確認しにお越しください。新型コロナウイルス感染症の影響により、入場時には体温チェックやマスク着用が必要となるため、詳しい情報は公式サイトでご確認ください。

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