小田原ちょうちんまつりでの心温まるひととき
2023年10月14日、神奈川県小田原市の小田原城で開催された「第33回小田原ちょうちんまつり」では、地元出身の歌手、門松みゆきがステージに立ち、大盛況のうちにパフォーマンスを繰り広げました。彼女の出身地での2度目の出演となる今回は、地域のイベントに寄せる感謝の気持ちが込められた素晴らしい歌唱が披露されました。
このお祭りは、小田原の象徴とも言える「小田原ちょうちん」を基にした市民参加型イベントで、観客が楽しめるプログラムが盛りだくさんです。「小田原ちょうちん踊り」や「風魔忍者ショー」といった楽しいアトラクションが行われ、市民たちは一丸となってお祭りを盛り上げました。また、「自治体みこしパレード」が城址公園周辺を華やかに行進する様子は圧巻でした。
特設ステージには、巨大な提灯が装飾され、門松みゆきの登場を待ち侘びる人々の声援が次第に高まります。「みゆきー!」という歓声と共に彼女はステージに現れ、観客たちの心を掴む瞬間が生まれました。
彼女が歌い始めたのは、地元の伝承歌「小田原小唄」。観衆と一体となり、手拍子を交えながら温かい雰囲気が広がりました。その後、穏やかなメロディーのオリジナル曲「浜木綿しぐれ」を歌うと、再び聴衆は魅了されました。
最後には7月にリリースされたばかりの新曲「今もヨコハマ」が披露されました。横浜を舞台にしたこの楽曲は、思い出の街を舞台にした切ない女性の心情が描かれています。門松みゆきの個性的な歌声がこの曲に新しい息吹を吹き込んでおり、懐かしさと新しさが融合したメロディーは聴く者の心に響きました。現在、YouTubeではそのミュージックビデオが16万回以上再生されるなど、多くの人に支持されています。
快晴の空の下で、門松みゆきの力強い歌声は巨大提灯に負けないほど小田原城に響き渡り、訪れた人々を魅了しました。
ステージ後、門松みゆきは「昨年に続いて呼んでいただき、本当に嬉しいです。子供の頃から参加していたお祭りで、こうして地元の皆さんに私の今の姿を見てもらえるのが幸せです。」と語り、地元への感謝を表明しました。「新曲では、別れた彼との思い出の街横浜を描いていますが、小田原を忘れたわけではありません。これからもっと頑張って、この巨大提灯よりも大きな存在になりたいです」と期待を寄せていました。
新曲「今もヨコハマ」は2024年7月24日に発売予定であり、多くのファンが待ち望んでいるようです。
次回の小田原ちょうちんまつりでも、また彼女の姿を見られることを期待せずにはいられません。地元の絆を深め、多くの人々に愛され続ける門松みゆきの今後の活躍から目が離せません。