株式会社SCIENが松尾研発スタートアップに認定
株式会社SCIENは、東京大学工学系研究科松尾研が運営する「松尾研発スタートアップ®」に認定されるという重要なステップを踏み出しました。この認定は、同社の技術力と事業創造力が高く評価されたことを意味しており、特にAIを活用したDXソリューションの開発において重要な意義を持っています。
認定式は東京大学工学部2号館で行われ、SCIENの代表取締役である田端そら氏と大山塔矢氏をはじめとするメンバーが出席しました。式典では、SCIENの理念である「科学の力で人々の暮らしに彩と縁を与える」を象徴する特別な装いが披露され、社会実装に賭ける強い意志が表明されました。松尾豊教授からは、「SCIENが研究の最前線で得た知見を社会に広く届けることを期待します」という激励がありました。
SCIENのビジョンと取り組み
SCIENは、創業以来AIを取り入れた科学技術を駆使し、人の生活を'彩り'、人と技術、人と人との'縁'を築く事を目標にしています。この'彩り'とは、業務効率化だけでなく、新しい価値を生み出す時間を生むことを意味しています。
代表の田端氏は「私たちの考えるソリューションは、問題の本質に向き合うものです。現場のリアルな課題に寄り添い、最適な技術を提供することで、持続可能なイノベーションを生み出すと信じています」と語ります。
松尾研発スタートアップの意義
「松尾研発スタートアップ」とは、松尾研出身者が立ち上げた企業を対象に、技術と事業の両面での成長可能性が認められる企業が、松尾研の理念に共感しつつエコシステムに貢献するものです。この認定により、SCIENはさらなる成長が可能になるだけでなく、日本の科学技術の発展に寄与する役割も担うことになります。
未来への展望
SCIENは、現在の課題を深く理解する「課題ドリブン」なアプローチを通じて、デジタル化や自動化ソリューションの開発に注力しています。製造業を中心に、領域に特化した外観検査システムや、段階的な導入プロセスを重視し、技術を社会に適応させていきます。
これからも、SCIENは松尾研発スタートアップの一員として、研究と実践の架け橋となりつつ、新たなビジネスモデルの創出へ尽力していく所存です。顧客間やSCIENと顧客との間に新たな'縁'を紡ぎ、科学の力で社会に彩りをもたらす企業として、引き続き成長していく予定です。今後も多数の方々からの支援と指導をお願い申し上げます。