全日本フェンシング選手権大会がLED演出で新たな魅力を発揮！

世界初のLED演出で変わるフェンシング

2023年12月7日から10日まで東京・駒沢オリンピック総合運動場体育館で開催された全日本フェンシング選手権大会が、革新的なLED演出によって新たな魅力を発揮しました。この大会では、試合台「ピスト」の床面と側面にLEDディスプレイを設置し、観客の視覚に訴えかける新しい体験を提供しました。

LEDが生み出す新しい空間

各種目の決勝において、選手がポイントを獲得すると、床が鮮やかに発光するシステムが導入されました。また、ピストの側面には選手情報や得点をリアルタイムで表示するLEDディスプレイが設置され、観客はまるでデータ放送付きの中継を観るかのような感覚を味わうことができました。

この斬新な試みは来場者たちに驚きをもたらし、フェンシングの魅力をより身近に感じてもらうことに成功しました。

高耐圧の床用LEDディスプレイ

今回使われたLEDディスプレイは、通常の床用モデルとは異なる特別な構造を持ち、1㎡あたり最大2トンの耐圧性能があります。このため、選手が力強く踏み込んでも壊れる心配がないため、安心して使用することができました。フェンシングだけでなく、バスケットボールやフットサル、卓球など様々なスポーツでの活用も期待されています。

バラエティ豊かな演出

LEDディスプレイの明るさは、液晶ディスプレイの10倍以上。明るい場内や日差しの強い場所でも色鮮やかに光ることができるため、様々な演出が可能です。この大会では、試合前のオープニングセレモニーにFISHBOY率いるダンスチームが参加し、LEDディスプレイとのコラボレーションによる迫力のあるパフォーマンスが披露され、会場の雰囲気を一層盛り上げました。

手軽な導入でイベントを活性化

一般的にLEDディスプレイを導入するには高額な費用がかかるという認識がありますが、LED TOKYOではレンタル価格を従来よりも大幅に抑えており、多くのイベントでの使用が可能となっています。本大会で使用されたLEDディスプレイのレンタル価格は、床用（50cm×50cm）が12,000円、側面用（50cm×100cm）が18,000円で、設置や撤収も簡単です。

このような手軽さから、スポーツイベントだけでなく、音楽ライブやファッションショー、展示会など、さまざまな場面での活用が望まれています。

フェンシングの未来に向けて

今年の大会は70回目の節目を迎え、太田会長のリーダーシップのもと、フェンシング競技の普及とファン拡大に向けた新たなプランが発表されました。ルール説明や観客用の会場内ラジオ、MCによるマイクパフォーマンス、LEDディスプレイの演出が一体となり、来場者に刺激的な体験を提供しました。このように、LED TOKYOによる演出はSNSやニュース媒体でも取り上げられ、注目を集めています。

今後、競技人口拡大やファンの増加に期待が寄せられるフェンシングですが、LEDディスプレイを活用した新しい演出が、競技の魅力をさらに引き立てることでしょう。これからのフェンシングの進化に目が離せません。