四国が世界の観光名所に変わる！新たな観光スポットを創出する取り組み

四国で出会える世界の有名スポットコンテストとは

2021年8月2日から2022年1月31日まで実施された「四国で出会える世界の有名スポットコンテスト」は、観光業界に新たな風を吹き込む実験的な試みでした。このコンテストは（一般社団法人）四国ツーリズム創造機構と（株）NTTドコモの協力により、AI技術を活用して観光地の類似度を分析し、観光地としての可能性を広げることを目的としていました。

AIによる類似スポット判定

このプロジェクトでは、四国と世界の有名な観光地の画像をAIで比較し、その類似度を数値化する「類似スポット判定技術」を活用しました。この技術は、NTTグループのAI「corevo®」に基づくもので、日本初の試みとなります。実施された結果、上位に選ばれた観光スポットを表彰し、それを基に新たな観光名所を全国に発信することで、「日本の〇〇」として四国の観光地をブランディングしようとしています。

発表概要と登壇者

2022年4月12日、高松シンボルタワーにて結果発表が行われました。発表には、四国ツーリズム創造機構の代表理事半井真司氏や、事業推進本部の桑村琢氏、NTTドコモ四国支社の吉澤啓介氏などの関係者が登壇し、コンテストの詳細と今後の周遊促進施策について説明しました。このような取り組みが、四国の観光地をより魅力的にし、観光業の発展につながることが期待されています。

今後の期待と展望

「四国で出会える世界の有名スポットコンテスト」では、多くの創造的なアイデアや応援が集まりました。新たに選ばれたスポットは、地域の観光活性化に寄与するだけでなく、全国の観光業界にも良い影響を与えると考えられています。四国が「日本の世界的観光名所」としての地位を確立するためには、地域の魅力を最大限に引き出し、訪れる人々にとって魅力的な体験を提供することが重要です。

今後、四国ツーリズム創造機構は、今回のコンテストで寄せられた意見やアイデアをもとに、さらに多彩な周遊施策を展開していく予定です。旅行者の皆さんには、四国の新たな魅力をぜひ体験していただきたいと思います。詳しい結果発表や、今後の取り組みについては公式サイトをチェックしてみてください。公式サイトはこちら。