AIストームとAlibaba Cloudが手を組む
AIストーム株式会社(旧ジェクシード)は、東京都千代田区に本社を置き、テクノロジーを活用した人材育成に注力している企業です。このたび、同社はAlibaba Cloudと戦略的なパートナーシップを結び、AI人材育成を中心にした共同プロジェクトを本格開始することを発表しました。
パートナーシップの背景
近年、生成AIとクラウド技術が急速に進化し、産業界や教育現場におけるAI人材の需要が高まっています。しかし、実務レベルでAIを扱える専門人材が不足している状況は、深刻かつ解決困難な問題となっています。そこでAIストームとAlibaba Cloudは、教育と産業を結びつける実践的なAI教育の基盤構築が急務であると認識し、今回のパートナーシップを締結しました。
主な協働内容
このパートナーシップでは、以下のような多様な取り組みが予定されています。
1.
アリババクラウドのAI基盤を活用した教育体系の改良
大規模言語モデルやクラウドベースのAIを使用して、教育機関と研究機関に向けた新しい教育プログラムの開発。
2.
教育と産業の連携強化
AI教育や産業応用プロジェクトの推進を通じて、企業のニーズに即した人材を育成。
3.
AI学習・トレーニングプラットフォームの共同開発
教育データと産業データを統合し、実践的なAI学習体験を提供。
これにより、学びから実践へとつながる一体的な「実践直結型のAI教育モデル」を構築し、即戦力となるAI人材の育成を加速させます。
協働プロジェクトの目標
AIストームは、大学や専門学校と連携し、AIに特化した人材育成や産学共同のAIプロジェクトを創出することを目指しています。テーマは「From Learning to Co-Creation(学びから共創へ)」で、アジアから世界に向けたAI社会インフラの構築を進めていきます。
今後の展望
AIストームはこの提携を契機に、AI教育事業やGPUクラウド、LLMの活用を基盤にした新たな事業展開を進めていく考えです。企業研修や専門教育など、より広範囲な領域へと進出し、実務に即した育成体系を強化していく予定です。また、GPUクラウドの提供体制をさらに整備し、国際的なスタンダードに沿ったAIインフラへのアクセスを可能にします。
AIストームが掲げる時価総額500億円の達成は単なる目標ではなく、必ず実現すべき未来と捉えており、そのための事業基盤の強化に力を入れていく意向です。
会社概要
- - 会社名:AIストーム株式会社(旧株式会社ジェクシード)
- - 代表者:今井俊夫
- - 所在地:東京都千代田区神田錦町 3-17-11 榮葉ビル 9階
- - 事業内容:AI事業、AI教育、AIプロダクト開発、ERP/HRコンサルティングなど
- - 企業HP:AIストーム公式サイト
この新たなパートナーシップの動向に、今後のAI教育の進展が大いに期待されます。