LogProstyle、2026年3月期上期の決算を発表し利益率大幅改善を達成

LogProstyle、2026年3月期上期決算発表

株式会社LogProstyle（以下、LogProstyle）は2026年3月期の上期決算を発表しました。この決算は2025年4月1日から2025年9月30日までの期間に基づいています。全体として、売上高は合計10,324百万円となり、前年同期比で2%の減少が見られました。一方で、売上総利益や営業利益、純利益は大幅に改善といったポジティブな要素がありました。

2026年上期の主な業績

- 売上高：10,324百万円（前年同期比▲2%）
- 売上総利益：2,196百万円（前年同期比＋25%）
- 営業利益：884百万円（前年同期比＋31%）
- 純利益：494百万円（前年同期比＋34%）

これらの結果から、LogProstyleのビジネスモデルが堅牢であり、日本の不動産市場とホスピタリティ事業が安定していることが示されました。特にホスピタリティ部門では、インバウンド需要の回復を受けて、客室稼働率が改善されました。

利益率の向上とコスト管理

不動産事業の売上は94億98百万円と、前年同期から横ばいで、主に販売戸数の減少が影響しています。しかし、新規の不動産開発プロジェクトが売上に寄与している点も注目されます。ホテル事業の売上は前年同期比で10.7%増となり、稼働率と客室単価がともに上昇したことが業績を押し上げています。

売上総利益は前年同期の17億50百万円から25%増の21億96百万円となり、売上総利益率も21.3%に上昇しました。徹底したコスト管理が功を奏したのです。営業利益も31%増加したのは、効率的な経営の結果といえるでしょう。

今後の展望

代表取締役の野澤泰之氏は、「下期に向けては財務基盤の強化を図るとともに、開発パイプラインの加速に注力していく」と述べています。また、新たに浅草エリアでのホテル開発用地取得を発表し、2028年に開業予定です。これはLogProstyleの市場展開をさらに強化する重要なステップとなります。

株式購入の新しい機会

2025年8月より、LogProstyleの株式が三菱UFJモルガン・スタンレー証券を通じて購入可能になり、流動性の向上が期待されています。これは、特に機関投資家や個人投資家に向けた新たな投資機会として注目されています。

LogProstyleは、「redefine life style」をスローガンに掲げ、今後も革新的かつ持続可能なライフスタイル提供のために努力していく方針です。利益率の向上と新たな開発プロジェクトについて、今後も注目です。