新クラフトビール登場
2025-03-26 16:51:38
規格外じゃがいもを活用した新しいクラフトビール「ベジビール」の登場
生活協同組合コープさっぽろとキリンビール、網走ビールが手を組み、期待の新商品「ベジビール」を発表しました。規格外じゃがいもを活用したこのクラフトビールは、単なる飲み物としての楽しさだけでなく、フードロス削減にも寄与する画期的な商品です。
「ベジビール」の製造には、北海道の芽室町にある尾藤農産が育てた規格外じゃがいもが使用されています。この見た目が悪いだけで廃棄されがちなじゃがいもたちを、フルーティーな香りと爽やかな飲み口を持つビールに変身させることで、素材の新たな価値を引き出しました。
ビールの特徴としては、白ぶどうのような爽やかな香りが感じられ、苦味が抑えられたすっきりとした味わいが魅力です。アルコール分は6%で、日常的に楽しむことができます。350ml缶が12,000本製造され、これにより約2トンもの規格外じゃがいもを活用することができました。これらの取り組みは、北海道におけるフードロス問題への挑戦として、大きな意義を持ちます。
コープさっぽろは、2010年から見た目が悪い規格外野菜を「ぶこつ野菜」として商品化し、販売してきた実績があります。今回の「ベジビール」もその流れを汲み、より多くの商品でフードロスの削減を目指しています。規格外だからと言って価値がないわけではないというメッセージを、飲むことで感じることができます。
この商品は、コープさっぽろの店舗で4月1日(火)から、また、宅配システムトドックでは3月17日(月)からカタログ配布が始まります。気軽に自宅で楽しめるクラフトビールとして、これからの季節にぴったりです。1本598円(税抜)で購入できるため、お手頃にも関わらず、地域の農産物を意識した商品選びができる点も大きな魅力です。
「ベジビール」を通じて、コープさっぽろは北海道産の飲み物としてだけでなく、持続可能な未来に向けた取り組みをさらに推進していく考えです。規格外の商品であってもその実力を発揮する「ベジビール」。ぜひこの機会に味わい、フードロス問題を考えるきっかけとしていただきたいです。私たちが日常的に選ぶ商品が、地域の未来に貢献することにつながるのですから。
会社情報
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生活協同組合コープさっぽろ
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