ネットスターズとACI Worldwideが手を組み、キャッシュレス決済の革新を推進します

ネットスターズ、ACI Worldwideとの業務提携でキャッシュレス決済を革新

株式会社ネットスターズ（本社：東京都中央区、代表取締役社長CEO：李剛）は、世界的な決済テクノロジー企業であるACI Worldwide（アメリカ・フロリダ州）と提携し、キャッシュレス決済の国際標準化に向けたプロジェクトを始動しました。この提携により、両社は日本国内および国際的な決済エコシステムの効率化と安全性の向上を図ります。

提携の背景と目的

ネットスターズは、2009年に設立されて以来、革新的なキャッシュレス決済サービスを展開しています。特に、2015年にはQRコード決済サービス「WeChatPay」を日本に導入し、その後も「StarPay」を通じてマルチキャッシュレス決済ソリューションの普及に努めています。今回のACIとの提携は、ネットスターズの専門知識とACIの市場をリードする技術を融合させることで、更なるキャッシュレス決済の進化をもたらすことを目指しています。

ACI Worldwideの強み

ACI Worldwideは、グローバルな決済テクノロジーの革新を牽引してきた企業です。特に、インテリジェントな決済のオーケストレーションを実現するリアルタイムでのソフトウェアソリューションを提供しており、長年の信頼性と専門知識を持っています。彼らの技術を通じて、ネットスターズは日本市場においても、より安全で効率的な決済環境を構築することができるのです。

ワンストップ型決済ソリューションの提供

この提携に基づいて両社が展開するワンストップ型決済ソリューションは、ISO 20022フレームワークに対応し、標準化されたデータの使用を実現します。これにより、決済の自動化やリッチデータの活用が可能となり、コスト効率の高いコミュニケーションが促進されます。さらに、ACIが持つグローバルなベストプラクティスや国際カートスキームのコンプライアンスを活かし、日本の決済環境に適したソリューションを提供することができます。

柔軟性とイノベーションの追求

決済サービスプロバイダーや加盟店管理会社は、ACIの柔軟なサービス設定と新しいソリューションのオーケストレーション機能を利用することで、対面および非対面決済のさまざまなチャネルで付加価値のあるサービスを迅速に導入できます。また、クラウドとオンプレミスの両方の導入オプションが用意されており、企業ごとのデジタルトランスフォーメーション戦略に最適な方法を選択できる柔軟性が提供されます。

今後の展望

ACI Worldwideのアジアパシフィックシニア・バイス・プレジデントであるレスリー・チュウ氏は、ネットスターズとの協力が日本および世界の決済環境を革新する大きなチャンスになると強調しています。また、ネットスターズの代表である李剛氏も、「日本の金融機関や加盟店にとって、安全で効率的な決済環境の構築が可能になる」と期待を寄せています。この提携が、将来的なキャッシュレス決済の変革へとつながることが期待されています。