明光ネットワークジャパンが成し遂げた新たなステージ
日本とベトナムの架け橋を担う株式会社明光ネットワークジャパンが、経済連携協定(EPA)に基づく訪日前日本語研修事業を、今年も外務省から受託しました。この取り組みは5年目を迎え、日本の医療・介護分野における人材不足解消に向けた重要な一歩です。
■ 研修事業概要
2025年から2027年にかけて実施されるこの事業は、ベトナムから日本に来る看護師や介護福祉士候補者に対し、日本語能力試験(JLPT)N3の取得を目指すとともに、日本独自の専門知識や技術を教えるものです。この研修では、具体的に以下の3つの目標を設定しています。
1. 日本語能力試験(JLPT) N3合格
2. 日本式看護・介護の専門知識、技能の修得
3. 日本社会や職場での適応能力養成
■ 教育ノウハウを活かす
明光義塾の強みである教育ノウハウを活かし、「わかる」から「使える」日本語教育を実現。自ら考え、行動する力を持った人材の育成を通じて、ベトナム社会に貢献する一方で、訪日後にも活躍できるできる人材を生み出す意義深い取り組みです。
■ 現地法人の設立
また、明光グループは2022年にベトナム現地法人「MEIKO NETWORK VIETNAM COMPANY LIMITED」を設立しました。この法人は、日本での就職を希望する人々に対して実践的な日本語教育を提供に特化しており、言語だけでなく、ビジネスに必要な思考法も学べるカリキュラムを提供しています。これにより、即戦力となる日本語力の定着を目指しています。
■ グループ内連携
悪化する人材不足に対処するため、明光キャリアパートナーズや社会医療法人愛仁会とも連携し、外国籍人材向けのトータルサポートが展開されています。特に、愛仁会との提携により、日本での看護・介護業界への実践教育が行われ、訪日後の候補者たちは直接的に日本社会に貢献できる人材として成長することが期待されています。
■ 外部機関との協力
さらに、ハノイ大学との協力体制も強化され、ベトナム国内での日本語教育の充実を図っています。この提携によって現地の日本語教育者も育成されるため、教育の質が高められることでしょう。
■ 明光ネットワークジャパンのビジョン
明光ネットワークジャパンは、“「やればできる」の記憶をつくる”という企業パーパスを掲げ、教育を通じて人々に可能性を届けることが目標です。今後も「明光義塾」をはじめ、多様な教育サービスを展開し、人々の未来を明るく照らす存在となっていくことでしょう。
日本とベトナムがつながる架け橋として、明光ネットワークジャパンの活動はますます注目を集めています。今後の展開に期待が高まります。