FC今治でのインターンシップ体験記
2024年11月24日、岡山理科大学工学部応用化学科3年生の檜祐奈さんがFC今治のホーム最終戦にインターンシップとして参加しました。彼女にとって、このインターンシップは新たな挑戦であり、大切な経験となりました。
サッカーに目覚めたきっかけ
檜さんがサッカーに興味を持ったのは、家族が情熱的にサッカーを楽しんでいたことが大きなきっかけです。地元の徳島ヴォルティスの試合や、様々なサッカーチームの試合観戦を通して、次第にサッカーの楽しさに魅了されるようになりました。「サッカーにはスポーツ以上の価値がある」と彼女は語ります。
FC今治を選んだ理由
FC今治を志望した理由は、このクラブが地域に深く根ざした活動を行っているからです。包括連携協定を結んでいる岡山理科大学に対する理解と支援もあり、彼女はこのインターンシップを通じてこの素晴らしいチームの運営に深く関わりたいと思ったと話しています。
サッカー部での経験
大学生活の中で、檜さんは理大サッカー部に参加する中で、地域の方々と交流したり、イベントの運営に関わったりしました。そうした経験が、彼女のサッカー業界への関心を強める要因となったのです。特に、サポーターと選手、スタッフが一体となって試合を盛り上げる瞬間に大きな感動を覚え、その魅力に引き込まれました。
インターンシップの学び
FC今治でのインターンシップを通して重要なことをたくさん学びました。特に企業理念の共有が、チーム全体の団結力を高め、実際の成果につながることを実感したそうです。また、試合の準備をする中で、観客の視点を大切にし、喜んでもらえるような細やかな配慮が必要だということも学びました。特に、試合前日の会場清掃や観客動線の表示を行うことで、来てくださるお客様への心配りを大切にする姿勢に感銘を受けたそうです。
失敗談と今後の目標
しかし、すべてが順調だったわけではありません。試合当日にグッズ販売を担当した際、選手の顔や背番号、選手名が混乱してしまい、事前の情報収集の必要性を痛感したと振り返ります。「次回はもっとチームについて深く学び、しっかりと準備をして臨みたい」と決意を新たにしました。
今後の目標としては、サッカー業界でのキャリアを築くこと、特に理大サッカー部での活動を通じて地域貢献を進め、グッズ販売企画を成功させたいと話しています。「私がデザインしたタオルマフラーをぜひたくさんの方に手に取ってもらいたい」と、彼女の熱い想いが込められています。
FC今治の皆さんの温かいサポートに感謝しつつ、檜さんのサッカーへの情熱はますます燃え上がっています。彼女の今後の活躍に期待大です!