新鋭スタートアップ
2022-02-01 15:00:20
メンタルヘルス問題に挑む新鋭スタートアップ「Mentally」
メンタルヘルスの重要性がますます高まる中、日本におけるその問題の解決に取り組むスタートアップ「Mentally」が、NTTドコモ・ベンチャーズのインキュベーションプログラム「/HuB(スラッシュハブ)」第6期に採択されました。このプログラムは、シード及びアーリーステージの企業を対象にした伴走型の支援で、NDVが運営しています。今回、Mentallyはメンタルヘルスに関する「身近な人間同士のピアカウンセリング」を通じて、相談のハードルを下げることを目指しています。
メンタルヘルス問題は、コロナ禍においてますます顕在化しており、日本の社会に深く根付いた「メンタルヘルスは隠すべきもの」という文化が、精神疾患の有病率とは裏腹に高い自殺率の一因となっています。例えば、精神疾患の有病率は諸外国に比べ低いものの、自殺率は著しく高く、これに対抗するためには社会全体の意識改革が急務です。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズの十川良昭氏は、「メンタルヘルスに苦しむ多くの人々に、同じ経験をした人とのつながりを提供するというMentallyの取り組みに感銘を受けた」と述べており、その支援を惜しまない姿勢からも、メンタルヘルス問題解決への真剣さが伺えます。
Mentallyは、今春リリース予定のアプリ「mentally」のティザーサイトを公開し、先行登録も開始しました。このアプリは、1対1で心の悩みを相談するためのプラットフォームであり、相談する際の心理的ハードルを低下させることを狙いとしています。
先行登録に参加すると、特別価格でのクローズドリリース版を試す機会があります。この取り組みを通じて、メンタルヘルスへの理解が深まることを期待しています。
また、Mentallyはオウンドメディア「mentally」も展開しており、メンタルヘルスやウェルビーイングに関する豊富な情報を発信しています。提供される内容は、ストレスマネージメントやマインドフルネス、様々なメンタルヘルスのテーマに及び、読者が自身や他者の心の健康を考える手助けとなることを目指しています。
このように、Mentallyはメンタルヘルス課題に対して新たなアプローチを提供し、問題解決に向けた基盤を築こうとしています。心の健康に関する文化が変わることで、日本社会がより良くなることを願います。今後の進展が注目されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社Mentally
- 住所
- 東京都八王子市東中野1458-3
- 電話番号
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