サザビーリーグ、人事DX推進のためSAP SuccessFactorsを導入

株式会社サザビーリーグ（以下、サザビーリーグ）は、2023年に人事デジタルトランスフォーメーション（DX）の一環として、クラウド人事ソリューション「SAP SuccessFactors」を導入しました。SAPジャパン株式会社が提供し、導入プロジェクトは株式会社DTSが支援しました。

サザビーリーグはそのブランド展開において、アパレル、雑貨、飲食およびビューティの領域で独自のクリエイティビティを発揮し、人々のライフスタイルに新しい価値を提案しています。その一環として、業務の効率化や生産性の向上を図るための新たな人事給与システムとしてSAP SuccessFactorsを選定したのです。

このシステムの導入に至った背景には、これまで使用していたオンプレミス型の人事給与システムでの課題がありました。老朽化したハードウェアや、急激に変化する市場環境への対応力が不足していたため、サザビーリーグは新たなソリューション導入を検討することになりました。

SAP SuccessFactorsは、履歴管理や給与計算などを行うための機能が充実しており、サザビーリーグが以前から使用していたSAP ERP HCMからの移行が可能な点でリスクを軽減できます。また、これまでの利用経験を活かし、DTSがグループ内の各事業会社ごとの特性を把握していることも、スムーズな運用を実現する要因となりました。

新システムの導入により、各社の人事戦略をサポートしつつ、業務の効率化やAI活用による更なる機能拡張も期待されています。これにより、人事業務の効率化とDXの推進を図り、各社へのサポート体制を強化することが目指されています。

DTSは、その専門的なノウハウを活かし、人事制度や業務プロセスに合わせた適切なサポートを行うことで、サザビーリーグの人事業務の向上を助けています。

今後、サザビーリーグはSAP SuccessFactorsによる精度の高い履歴管理を通じて、各社の事業戦略に貢献し、さらなる付加価値の創出に努めていく方針です。このように、技術革新と新しい価値の創出が融合することで、今後のビジネスシーンでの競争力を高めることが期待されます。