次世代型わさび栽培が小樽で実現
北海道小樽市に本社を置く北海テクノロジー農業株式会社は、2025年11月28日より屋内わさび工場の見学ツアーを開始します。このツアーでは、最新の農業システムがもたらす新しいわさび栽培の姿を体験することができ、これまで味わったことのない本物のわさびを堪能することができます。
安定した生産を可能にする革新技術
わさびは非常に栽培が難しい植物で、天候や水質の影響を受けやすいため、生産が不安定です。それに加えて、最近の日本食ブームに伴い、世界中でわさびの需要が高まっていますが、供給は常に不足している状況です。この課題を解決するために、同社は7年間の研究を経て、屋内栽培に特化した独自のシステムを開発しました。
この新システムでは、太陽光を一切使用せず、LED照明で光環境を精密に制御します。また、水の使用量を従来比で95%削減し、完全循環型の水耕栽培手法を採用。人口培養土と独自の養液の配合により、安定した生育が可能です。この技術により、わさびの成長速度は従来の2~3倍に向上しました。
工場見学ツアー内容
見学ツアーでは、最新の農業技術を詳しくガイドします。特に、LED照明や水流制御、温度管理についてノウハウを学ぶことができます。そして何より、このツアーではすりおろしたばかりの新鮮な高級わさびの食べ比べも楽しめます。市場価格が4,000円から6,000円の高級わさびを実際に味わい、わさびの奥深い味わいを体験する絶好の機会です。
また、見学中に試食できる葉わさびは、害虫にかじられることがないため、きれいな状態で楽しむことができます。美しい海を見渡す小樽の土地で、最先端の農業技術を肌で感じながら、本物のわさびを味わうことができる特別な体験です。
小樽の立地条件
小樽は、高品質の水資源をはじめ、冷涼な気候がわさび栽培に適しています。この場所での屋内栽培は、わさびの風味や成長にとって重要な要素を全面的にサポートしています。また、年間を通じて多くの観光客が訪れる小樽は、農業技術を広く一般に発信するための理想的なロケーションです。
創業者からのメッセージ
同社の代表であるアンガス・ラム・キンハン氏は、「わさびが日本の食文化を象徴する存在であるのに対し、気候変動などの影響で栽培が難しくなっているのが現状です。しかし、私たちの技術を用いることで、自然環境に依存しない安定した生産が可能になります」と述べています。
そして、「我々の使命は、高品質な農産物を世界に提供し、持続可能な未来の農業を実現することです」と熱く語ります。
ツアー概要
- - 名称:屋内わさび工場ツアー
- - 開催期間: 2025年11月28日~2026年3月31日(毎週水曜休み)
- - 開催時間:平日10:00-16:00、土日祝10:00-16:00(最終受付15:30)
- - 所要時間: 約30分
- - 場所: 北海道小樽市朝里4丁目1-5
- - 料金: 1,500円(税込)/人
このツアーを通じて、わさび作りの新たな未来に触れ、食文化の魅力を再発見してください。