初代王者誕生!『Delta Force』20vs20国際大会の熱き戦い
高品質なFPSゲームとして話題を集める『Delta Force』ですが、このほど初めての20対20の大規模競技大会が開催されました。その名も「Delta Force Invitational: Warfare 2025」。この大会は、12月11日から14日までの間に行われ、タイから参加したチームToxido Next Generation(Toxido NxG)が見事に初代世界王者の座を勝ち取りました。
Toxido Next Generationの勝利の道のり
大会は、賞金総額20万ドルに加え、優勝者には6万ドルが贈られるという高額報酬が用意されていましたが、Toxido NxGの道のりは順風満帆ではありませんでした。大会の初戦では、優勝候補と目されていたTeng Longとの対戦で敗北し、敗者側トーナメントへと回る厳しい展開が待ち受けていました。
それでも、チームは決して諦めず、しっかりと立て直しを図りました。次の試合ではDNIを下し、決勝戦へ進出。グランドファイナルにおいては、連携と判断力を駆使して2–0のストレート勝ちを収め、ついに世界の頂点に立ちました。この勝利によって、Toxido NxGは『Delta Force』の歴史にその名を刻むこととなりました。
初年度のeスポーツ大会としての注目
この大会は、競技面だけでなく、『Delta Force』のeスポーツ界における存在感を強める大きな一歩ともなりました。大会の配信総視聴時間は30万時間を超え、最大同時視聴者数は33,700人以上に及びました。特にYouTubeが中心となり、世界中のファンがこの盛り上がりに注目しました。
このように、高い興味と観戦価値を持つ20対20の競技形式が、グローバルな関心を呼び起こしていることが、この大会を通じて明確に証明されました。
さらに、「Delta Force Invitational: Warfare 2025」は、タクティカルシューターのジャンルを競技シーンへと昇華させる新たなモデルケースとなり、今後の『Delta Force』のeスポーツ展開に向けた礎となることでしょう。
日韓合同大会「Ahsarah Open」の開催決定
Toxido NxGの偉業を受け、Team Jadeは新たに日韓合同オープン大会「Ahsarah Open」を発表しました。この大会は、オペレーションズモードを舞台に、日韓のプレイヤーが競い合う初の公式オープン大会となります。賞金総額は80万円が用意されています。
この大会では、珍しい形式のオペレーションズ-マンデルブリック争奪戦というルールが採用され、資産マネジメントとチームワークが求められます。また、全参加者には特典が用意されており、大会限定アイテム「認識票 - お金持ち」がプレゼントされます。
大会スケジュールとエントリー情報
大会のスケジュールについては、12月9日から応募が始まります。応募締切は1月4日で、いくつかのステージを経て1月18日に決勝戦が行われる予定です。今回は、複数のエントリー方法が設けられており、多くのプレイヤーが参加可能となっています。
「日韓の頂点に立つのは、緻密な戦略か、それとも圧倒的な武力か。」オペレーターの皆さん、アサラの地でお待ちしております。
『Delta Force』について
『Delta Force』は、デルタフォースシリーズの最新作で、基本プレイは無料です。大規模なマルチプレイヤーモードやシングル、協力プレイのキャンペーンも楽しめる内容となっており、様々な武器のカスタマイズも魅力のひとつです。
Team Jadeの開発
『Delta Force』の開発を手掛けるTeam Jadeは、TiMi Studio Groupに所属しており、これまで『Call of Duty: Mobile』などの成功作品を生み出してきた実績があります。業界のベテランが集まるこの開発チームは、今後のeスポーツシーンにも大きな影響を与えていくことでしょう。
公式サイトや各種プラットフォームでのリリース情報も随時更新されており、興味がある方はぜひチェックをお忘れなく。