広島市に拠点を置く株式会社瀬戸内ミライデザインが、エシカルファッションブランド「Re:ADY B」から新たに発表したセミオーダースーツ「KIMONO SUIT」。廃棄寸前の着物を生かしたこのスーツは、着物に秘められた美しさと伝統を現代のビジネスシーンで引き立てる新しい提案です。
KIMONO SUITの魅力
「KIMONO SUIT」は、普段着としてはなかなか着る機会がないタンスの奥に眠ったままの着物を用い、特別な商談の日に相応しい勝負スーツとして蘇らせます。デザインには、海外でも人気の高い刺繍が施された留袖や、華やかな和柄を使用し、シンプルではありながらもインパクトのある見た目が特徴です。セミオーダー形式を採用し、注文者のサイズや好みに応じて自分だけのスーツが手に入るのも大きな魅力です。
スーツの特徴
「KIMONO SUIT」は、レディース用の上下セットアップからスタートしています。ノーカラージャケットには、ボタンの色を選ぶ楽しさがあり、ウエストの位置を高めに設定することでスタイルアップ効果も実現。ミモレ丈のストレートスカートはフォーマルな場面でも映えるデザインで、親から引き継いだ大切な着物を活用したい方にぜひおすすめです。
セミオーダー価格はジャケットが99,000円(税込)から、タイトスカートが55,000円(税込)から、セットアップ全体では148,500円(税込)から。素材を提供すると割引もあり、見積もりはサイトから問い合わせ可能です。
バイカラースカートも登場
セットアップに加え、ウエストにアジャスターが付いた「バイカラースカート」も展開。こちらもセミオーダーが可能で、着物の素材や柄に応じた色を提案してくれます。フォーマルでも普段使いでも着こなせるデザイン性があり、価格は77,000円(税込)からとなっています。製作には現在1~2ヶ月の時間がかかるため、余裕を持っての注文をお勧めします。
今後の展開
今後は女性用に限らず、男性からの要望にも応え、襟付きテーラードジャケットの製作も期待されています。既製品としての販売も視野に入れ、着物の本来の美しさを活かしつつ、現代のライフスタイルに合ったデザインを展開予定です。
Re:ADY Bの理念
Re:ADY Bは、全ての関係者が自分らしく働き、成長できる環境を整えることを理念としています。日本の伝統技術を駆使し、不要となる素材の再利用を促進することで、廃棄問題への解決を目指しています。
会社の背景
株式会社瀬戸内ミライデザインは、広島市を拠点にスタートした企業で、社会課題解決を目的に様々なプロジェクトに取り組み、関わる人々の幸せな未来をデザインすることを目指しています。Re:ADY Bはその取り組みの一部であり、地域との連携を強化しながら日本の誇るファッションを世界に広める役割を果たしています。
新たに登場した「KIMONO SUIT」、あなたもこの機会に日本の美しさを纏う特別なスーツを手に入れてみてはいかがでしょうか?