物流DX推進の協業
2025-06-11 11:45:34

物流業界におけるDX推進の新たな一歩 GROUNDとデジタルフォルンが協業契約を締結

物流業界は、少子高齢化や電子商取引の拡大によって直面する課題が増しています。特に労働力不足や生産性向上のニーズはますます高まっています。こうした中で、デジタル技術の導入が急務とされていますが、企業にとってその実行が容易ではないのが現状です。これを背景に、GROUND株式会社と株式会社デジタルフォルンの協業が発表されました。この協業の目的は、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」の販売を通じて、物流DXを幅広く推進することです。

協業の目的と背景



GROUNDは、東京都千代田区に本社を構えるLogiTech企業であり、独自開発した物流施設統合管理・最適化システム「GWES」や、自律型ロボット「PEER」シリーズを提供しています。デジタルフォルンは、1961年の創業以来、業務改善やDX支援に関する豊富な経験を活かしている企業です。

これまで、物流現場には多くのデジタルプロセスが導入されてきましたが、異なるシステム間でのデータ連携や運用の課題が横たわっていました。業界全体がデジタル化の波に乗るためには、協業を通じて新たな解決策が求められる時代に突入しています。今回の協業においては、双方の強みを活かしながら、包括的な物流ソリューションを提供することを掲げています。

新しい取り組みの内容



協業の一環として、GROUNDとデジタルフォルンは「GWES」の販売から導入、保守サポートまでを共同で行うことになります。これにより、新たなビジネス領域である物流DXの推進支援がさらに加速され、各企業における物流現場の生産性向上やコスト削減に寄与することを目指します。

加えて、両社は共通基盤を構築することにも取り組む予定です。このプラットフォームにより、様々なWMSを運用している大規模な物流事業者に対して、GWESを統合プラットフォームとして容易に導入できるようにする予定です。このように、両社の協力により、デジタルフォルンが提供するアプリケーションとの連携も進むことが期待されています。

企業代表者のコメント



この協業にあたって、デジタルフォルンの代表取締役社長・本間氏は「物流現場の課題に取り組むことができる喜び」を語り、GROUNDの持つシステムの戦略的パートナーとしての役割を強調しました。一方、GROUND社の宮田社長は「システムインテグレーションに強みを持つデジタルフォルンとの連携が、より多くのお客様にGWESを届けることにつながる」と期待感を示しました。

GROUND社とデジタルフォルンのご紹介



GROUND株式会社は、物流オペレーションの最適化を目指し、AIやロボットテクノロジーを用いたソリューションを開発しています。設立は2015年ですが、その理念に基づき、現場のニーズに即した効率的なシステムを提供し続けています。

一方、株式会社デジタルフォルンは、1961年に設立され、IT/DX/AIを軸に様々な業界へのトータルソリューションを展開しています。両社が協力することで、物流業界に新たな風をもたらし、持続可能な未来の実現へとつなげていくことでしょう。

今回の協業を通じて、物流業界のデジタルシフトがどのような変化をもたらすのか、今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
GROUND株式会社
住所
東京都千代田区神田須田町1-3-33Bizflex神田10F
電話番号

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