「Karte AI+」が医療の未来を切り開く
2025年12月25日、Wonder Drill株式会社が新たなる医療DXの時代を切り開く「Karte AI+(カルテAIプラス)」をリリースします。この新しいツールは、クリニックの現場で広がりつつあるクラウド型電子カルテに特化し、AIの力で診療記録をサポートするGoogle Chromeの拡張機能です。
開発背景: 導入の壁を排除
医療分野でDXを進める際、多くの開業医が直面する問題は「導入の手間」と「コスト」です。「AIで診療を効率化したいが、システム連携が面倒」という声が多く、導入を躊躇している医師が少なくありませんでした。そこで、Karte AI+はこうした障壁を取り払うために、システム連携や契約の複雑さを全て排除。ブラウザ上で動作するため、誰でも簡単に導入できるのが大きな特徴です。
Karte AI+の3つの「なし」
1.
ベンダー調整・システム入替「なし」
- 従来のシステム導入に必要な連絡や手続きが不要で、現在利用中のクラウドカルテ(CLINICSやエムスリーデジカルなど)に影響を与えません。
2.
難しいセットアップ・事務作業「なし」
- 導入は公式サイトからのワンクリックで完了。面倒なサーバー構築や業者の立ち会いもいりません。クレジットカード登録を行えば、すぐにAIによる支援が始まります。
3.
コストのリスク「なし」
- 初期費用は0円で、月額4,980円(税込)。さらに、14日間の無料トライアル期間があり、いつでも解約可能でリスクなく試すことができます。
基本機能の紹介
Karte AI+には、AIによる診療支援のための多岐にわたる基本機能があります。特に、「AIの助手(エージェント)」機能は便利です。
- - SOAP作成オートメーション:メモ書きからカルテを自動生成します。
- - 紹介状や返書のドラフト作成:宛先と内容を選ぶだけで、AIが自動で生成します。
- - 診療サポート:カルテ情報を参考にしてAIが診療アドバイスを行います。
- - 翻訳機能:カルテ内容の翻訳をサポート。
- - オリジナルAIの作成:自院に合った専用のエージェントを作成可能です。
定型文入力機能
よく使うセット内容を登録しておけば、ワンクリックでカルテに反映できます。病名、定型文、日付自動計算なども便利に操作できます。
現場目線の開発
代表の平山氏は救急医であり、現場のニーズを的確に捉えた開発を行っています。彼によると「医療DXの最大の敵は導入の手間」だそう。そのため、Amazonで買い物する感覚で使えるよう、手軽さを追求しています。
サービス概要と今後の展望
Karte AI+は、公式サイトからChrome拡張機能をインストールするだけで導入が可能です。月額4,980円(税込)で提供され、今後は専門のプロンプトパッケージの拡充や音声入力連携も視野に入れ、クリニック経営のDXを全力で支援していく考えです。
詳しい情報は公式サイトやお問い合わせ先をご参照ください。医療業界の皆さんが、AI技術を活用する新しい機会をぜひお見逃しなく!