インクルーシブパレード2025OSAKAのご紹介
一般社団法人インクルーシブデザイン協会(事務局:大阪市北区)が主催する「インクルーシブパレード2025OSAKA」が、2025年11月9日(日)に開催されることが決定しました。このイベントは、障害者をはじめとするマイノリティが企画から参加することで、「インクルーシブデザイン」を実現する世界でも唯一のパレードです。
イベントの目的と特長
インクルーシブパレードは、これまでデザインプロセスから省かれてきた障害者を含む多様な方々が、その意見を反映させて価値を生み出す場を提供します。2025年のテーマは「心のダイバーシティの実現」とされ、キャッチコピーは「したことないこと、してみよう」です。このパレードでは、多様な人々が共に歩むことで、心の中の境界を取り払い、ただ「ヒト」としての意識を育てることを目指しています。
2022年には車椅子ユーザーが、2023年には視覚障害者が企画に関わりました。そして2025年には聴覚障害者も参加し、耳を使わずとも楽しめるエンターテインメントを用意しています。
開催概要とスケジュール
- - イベント名:インクルーシブパレード2025OSAKA
- - 日時:令和7年11月9日(日)15時〜21時(雨天決行)
- - 場所:集合場所は大阪市役所南広場(中之島公園)です
- - 主催:インクルーシブパレード実行委員会
- - 後援:大阪市
- - 集客目標人数:200人
当日は、15時に集合、15時30分に主催者の挨拶と記念撮影が行われ、16時にパレードがスタートします。パレードは心斎橋駅を通過して、17時には解散。解散後の17:30からは後夜祭がNOON+CAFEにて開催されます。この後夜祭では、マジックショーやダンスパフォーマンスなど、多彩なプログラムが予定されています。
パレードの特徴
パレードは大阪府警察の全面協力のもと、御堂筋を行進します。補聴器ユーザーや車椅子ユーザーなど、さまざまな当事者が集まり、彼らの意見を取り入れた工夫が施されます。例えば、スティックバルーンを使うことで、音が聞こえなくても盛り上がりを視覚的に体感できるようになります。
後夜祭での工夫
後夜祭では、重低音の音楽が用意され、耳に頼らず身体で音楽を感じることができます。また、波形をプロジェクターで映し出し、視覚的に音楽を体験する工夫が施されています。さらに、筆談によるコミュニケーションが中心となり、参加者同士の交流が促進されます。
過去の反響とメディア露出
インクルーシブパレードの第一回(2022年)では、約140名の車椅子利用者が参加し、全国各地で大きな反響を呼びました。報道も広がり、96媒体以上で取り上げられ、話題となりました。このイベントはサステナブルな社会の実現に向けた重要な取り組みとして注目されています。
参加者募集と協賛企業
本イベントは、一般参加者の参加も歓迎しており、企業の協賛も受け付けています。参加者と協賛企業は共に、インクルーシブな社会の実現に向けた活動を進めていきます。
一般社団法人インクルーシブデザイン協会について
「障害当事者の不便から新たな価値を生み出す」をミッションに掲げ、インクルーシブデザインの普及に努めております。この手法は、障害当事者の意見をくみ取り、今までにない製品開発へと繋がることが期待されています。
お問い合わせ
本件に関する詳細や取材のご依頼は、インクルーシブパレード実行委員会(担当:高地祐司)までご連絡ください。電話080-4016-7923、メール
[email protected]、ウェブサイト
こちら。