フィンランド歌曲集登場
2024-10-09 12:54:13

没後100年を迎えるフィンランド作曲家の歌曲集が登場!鈴木啓之と玉田裕人が共演

日本初のオスカル・メリカント歌曲集が登場



2024年11月10日にリリースが予定されているアルバム「オスカル・メリカント歌曲集」は、没後100年を迎えるフィンランドの作曲家オスカル・メリカントの楽曲を日本人初のアーティストが収録したものです。このアルバムには、名古屋音楽大学を卒業したバリトンの鈴木啓之とピアニストの玉田裕人が共演し、日本国内での録音が行われました。これにより、日本におけるメリカントの音楽の新たな展開が期待されています。

アルバムの魅力



鈴木啓之はフィンランドの名バリトン、ヨルマ・ヒュンニネンから「わが息子」と称賛された実力派。彼の歌唱は、メリカントの楽曲が持つ情感を丹念に引き出し、独特の音楽的背景を生き生きと描写します。一方、ピアノの玉田裕人はその繊細さとダイナミズムで知られ、この二人のタッグによって楽曲の持つ奥深さが際立っています。

さらに、彼らが利用したDXD録音技術により、音質がクリアでありながらも繊細な表現が実現されています。八ヶ岳やまびこホールでの録音は自然の響きとともに、ベーゼンドルファー290インペリアルの豊かで深い音色が融合し、北欧の風景をより一層引き立てるものとなりました。特にバリトンとピアノの対話が盛り込まれたこのアルバムは、フィンランド歌曲の新たな側面を日本のリスナーに紹介する意義深い作品として位置づけられています。

アルバム情報



  • - タイトル: Oskar Merikanto : Yksinlauluja / オスカル・メリカント歌曲集
  • - アーティスト: 鈴木啓之(バリトン)玉田裕人(ピアノ)
  • - レコード番号: NIKU-9065
  • - 収録曲数: 24曲
  • - 総演奏時間: 64分05秒
  • - 価格: 3,080円(本体:2,800円)
  • - 製造・発売元: Recording Laboratory, LLC.
  • - 販売元: 東武トレーディング

鈴木啓之と玉田裕人の背景



鈴木啓之(バリトン)


鈴木啓之は名古屋音楽大学の卒業生で、2008年から2013年までフィンランドで留学しました。彼はフィンランド歌曲を専門としており、国際音楽コンクールでも高く評価されています。コンサートや公演に出演し続ける中で、日々フィンランド文化に触れることでその理解を一層深めています。

玉田裕人(ピアノ)


玉田裕人も名古屋音楽大学を卒業し、国内外で活躍するピアニストです。ピアノの演奏だけでなく指導にも力を入れ、幅広いジャンルでの活動を行い、高い評価を受けています。

オスカル・メリカントについて



オスカル・メリカント(1868年-1924年)はフィンランドの音楽界において重要な役割を果たした作曲家です。彼の作品は、フィンランド文化を基盤にしたものであり、特に自然や人々の感情を繊細に表現しています。また、彼の歌曲は今も多くのフィンランド人に愛され続け、楽曲のクオリティは高く評価されています。メリカントの音楽は、その特異なスタイルと憂愁を含んだメロディで、聴く人々の心に響くものがあります。アルバムのリリースを通じて、彼の作品が日本でも広く知られる機会となるでしょう。

今後、このアルバムのリリースがフィンランド歌曲の普及に寄与し、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込むことが期待されます。ぜひお楽しみに!


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