日本化薬株式会社の「GEMBA Note」導入事例
近年、業務のデジタル化が急速に進んでいますが、特に製造業においては、ヒューマンエラーの防止と情報の迅速な共有が重要な課題となっています。そんな中、日本化薬株式会社は、株式会社MetaMoJiが提供する「GEMBA Note」を導入し、業務の効率化と品質の向上を実現しました。
背景と課題
日本化薬は、機能化学品や医薬品、農薬、自動車安全部品などを手掛ける総合化学メーカーであり、特に厚狭工場では年間に100件以上の触媒反応試験を実施していることが知られています。従来、この試験は紙の帳票を用いて行われており、誤記や記入漏れといったヒューマンエラーのリスクが常に存在し、その結果、時には数ヶ月に渡る試験のやり直しを余儀なくされることもありました。
こうした事態を防ぐために、日本化薬は帳票のデジタル化を含む情報共有の円滑化を目指すことになりました。
導入の経緯と活用内容
GEMBA Noteの導入は、最初にITツールの紹介を受けたことから始まりました。トライアルとして班長など約10名の小規模な利用からスタートし、実際の使用状況を元に評価を行いました。その結果、現在では計26名の現場オペレーターが工程チェックシートとしてGEMBA Noteを利用しています。
GEMBA Noteは、Excelで作成した帳票を容易に適用できるため、企業の従来の業務フローをスムーズに引き継ぐことができます。さらに、手書き入力の機能により、重要な情報の追加も簡単に行え、スタッフはすぐに操作に慣れることができました。
導入効果
リアルタイムでの作業情報確認
全スタッフが作業状況をリアルタイムで確認できるようになりました。この情報の即時性が通知機能とともに、ヒューマンエラーの防止に大きく寄与しています。
記入漏れの防止
未入力の項目がある場合は次の入力に進めないようにする制限を設け、記入漏れを防ぐ体制を強化しました。
品質異常ゼロの達成
試験工程におけるヒューマンエラーが減少した結果、試験のやり直しや遅延リスクが低減され、2025年度には品質異常ゼロを達成する見通しです。
承認業務の効率化
従来の印刷したチェックシートによる承認業務は、GEMBA Noteのデジタル承認機能を活用することで効率化され、多くの手間が省かれました。
今後の展望
日本化薬では、GEMBA Noteの活用範囲をチェックシート以外にも広げ、作業スケジュールのデジタル化や、蓄積したデータのデータベース化を進め、試験計画の立案に役立てるように進めています。
株式会社MetaMoJiは、引き続きGEMBA Noteを通じて日本化薬のさらなる業務効率化を支援していくことを約束しています。
参考リンク
GEMBA Noteの特徴
「GEMBA Note」は、現場の瞬間を確実に記録・処理できる豊富な機能を搭載したアプリです。業務の生産性や品質向上、ミス削減に貢献することで、現場の生産性を飛躍的に高めます。このアプリは、専門知識がなくても直感的に使えるため、ユーザー自身が現場に即したアプリを簡単に構築できます。
株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiは、企業向けや教育機関向けのアプリケーションを開発・販売しており、地理的制約を越えたリアルタイム共同作業環境を提供しています。また、AI技術を駆使したアプリケーションも展開し、働き方改革に寄与しています。