ExotecがMUSINSAに自動化ロボットシステムを導入
フランスに本社を構えるExotecは、韓国の人気ファッションプラットフォームであるMUSINSAとの協力により、驚くべき物流自動化プロジェクトをスタートさせることを発表しました。このプロジェクトでは、韓国の京畿道驪州市に新設されたMUSINSAの物流センターにて、Exotecの「Skypod®システム」が初めて大規模に導入されることになります。
Skypodシステムの特長
Skypodは、3次元移動ロボットを駆使して、倉庫内の空間を効率的に利用します。特にファッション業界は、新商品の入れ替えやセールに伴う物流の変動が激しいため、このシステムは大変重宝されます。Skypodは高い作業精度と処理能力を誇り、商品の入出庫やピッキングを自動化することで、作業効率を飛躍的に向上させます。
MUSINSAは、配送スピードと品質の向上を目指し、物流インフラへの投資をこれまで以上に強化しています。Skypodは、多品種・高回転のニーズに応えるために設計されており、柔軟性と拡張性に優れています。これはまさに、ファッション物流に求められる特性そのものです。
高密度保管と生産性向上
さらに、Skypodは最大14メートルの高さを持つラックに対応しており、ロボットが高速走行をしながら垂直移動できるため、高密度での保管が可能になります。これにより、多くのスペースを必要とする物流施設でも、限られた空間を極限まで活用できます。
安全性にも配慮されており、初期の火災を抑制するために、ラック内部に設置できるインラックスプリンクラーが考慮されています。この設計は、天井型スプリンクラーでは難しい高層ラック環境においても、万全の安全対策を施しています。
韓国市場における新たな足がかり
ExotecのCEO、ロマン・ムーラン氏は、韓国市場の成長に期待を寄せています。「韓国はアジアで特にEコマースが成長している市場であり、ファッション物流の高度化は重要な課題です。この協力関係は、Exotecの技術が評価された証であり、アジア太平洋地域での展開に向けた良い機会だと信じています」と語りました。
一方、Exotecの韓国支社長である呉智錫氏も、Skypodの特性について「このソリューションは、高い処理能力と拡張性、安全性を兼ね備えています。この導入は、韓国市場での当社技術の信頼性を示すものです。」と述べています。
MUSINSAの多彩なサービス
MUSINSAは韓国を代表するファッションプラットフォームとして、2022年からはグローバルストアも開設し、日本を含めた世界13地域でサービスを展開中です。MUSINSAは、ファッション、コミュニティ、コマースを融合させた独自のエコシステムを持ち、韓国ファッションのグローバル展開と新しい文化の創造に取り組んでいます。
結論
Exotecは、今回のMUSINSAとの協業を通じて、ファッションにおける進化した物流方法を実現しようとしています。今後の韓国市場における事業の拡大に向けた重要なマイルストーンとなることでしょう。自動化技術がもたらす新たな物流の形に期待が寄せられています。