株式会社コメリが鳴門市と災害時物資供給協定を締結

株式会社コメリ、鳴門市と災害物資供給協定を締結

新潟県新潟市に本社を置く株式会社コメリは、最近、徳島県鳴門市と「災害時における物資供給に関する協定」を結びました。この協定は、災害が発生した際に必要な物資を迅速に供給することを目的としています。これにより、コメリは地域におけるライフラインとしての役割をさらに強化する意図があります。

NPO法人コメリ災害対策センターの設立

コメリは2005年に設立した「NPO法人コメリ災害対策センター」を通じて、全国の自治体と協力し、物資供給の協定を結んできました。このたびの鳴門市との締結により、協定数は1,099件に達し、同センターは全国的に強化されることになります。
NPO法人は、災害発生時に必要な物資を供給するだけでなく、普段からの防災啓発活動を行うことにも力を入れています。

協定の詳細

今回の協定は8月29日、鳴門市役所で締結され、両者の代表者が出席する中、正式に意義を確認し合いました。協定の内容は、多様な災害を想定し、「平常時の連絡体制の構築」から「災害時における物資供給」のための要請にまで及びます。

具体的には、鳴門市が必要と認定した物資の供給に応じ、ブルーシートや飲料水、仮設トイレなど、幅広い商品がカバーされています。有償での供給体制を整えることで、実効性を高めています。

コメリの地域社会への影響

コメリは、地域住民が安心して生活できるよう、日々の業務を通して地域に貢献しています。物資の安定供給はもちろん、特に災害時には地域住民の生活を一変させる重要な要素となるため、その役割はますます重要になっています。

具体的には、コメリが緊急時に提供した物資の中には、過去の大規模災害の際に搬送された実績もある品目が多く含まれており、これまでに様々な支援を行ってきました。

今後の展望

今後は、この協定を基にさらなる地域密着型の防災活動が期待されます。コメリは「地域の日々を明るくする」ことを掲げ、実際に住民の生活に根差した形での活動に注力するため、協定内容を活かしていく計画です。

コメリが持つ全国的な物流ネットワークを駆使し、地域のニーズに応じた迅速かつ的確な物資供給を行うことで、より強固な地域社会の実現を目指します。