鉄の再評価を目指す新ブランド「3E WORKS」がクラウドファンディングを開始

新たなブランド「3E WORKS」それが目指すもの

2024年春に、北陸地方の富山県から新しいブランド「3E WORKS」がデビューします。三秀工業株式会社が立ち上げるこのブランドは、「鉄の更なる可能性を追求する」ことをビジョンに据え、特に金属加工技術を活かすことで、鉄の新たな価値を再提案していきます。

ブランドの背景

三秀工業は1970年に創業し、長年にわたり電機や機械産業に部品を供給してきました。この実績を背景に、同社は技術力を駆使して、新たなブランド創造へと踏み出しました。職人たちが鉄の特性に精通し、その可能性を探る中で、3E WORKSのコンセプトは形作られていきました。

鉄という資源の価値

鉄は地球上で最も豊富な資源の一つであり、その特性はSDGsに貢献する要素を含んでいます。再利用や長寿命の特性を持つ鉄を、いかに上手に利用するかが3E WORKSの使命です。ブランドはその特性に注目し、新しい価値を提案することを通じて、鉄の重要性を再び世に広めていこうとしています。

プロダクトのコンセプト

「3E WORKS」のデビューシリーズでは、オマージュと呼ばれるアプローチを取り入れます。これは、かつての名作デザインを引用しつつ、現代の素材で再構築する手法です。具体的には、スイスの建築家ピエール・ジャンヌレが1950年代にデザインした家具を、ステンレス鋼で再表現しています。

たとえば、デビュー作の一つである「PJ-01 ダイニングチェア」は、シルバーの無塗装仕上げで、モダンなデザインを魅力的に表現しています。サイズはW500×D550×H770mmで、重量約12.8kg、価格は15万円（税込）です。