向井ひかりの個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」開催決定！

向井ひかりの個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」開催

2025年2月19日（水）から、株式会社リクルートホールディングスが運営するアートスペースBUGにて、向井ひかりによる個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」が開催されます。本展は、第1回BUG Art Awardでグランプリを獲得した向井が自らのスタイルを生かして新たな表現に挑む貴重な機会です。

個展の概要とコンセプト

向井ひかりは、白い箱を使った立体作品や映像、ドローイングを取り入れた独自の展示スタイルで知られ、審査員からの評価も高いアーティストです。彼女は日常生活の中で遭遇する小さな出来事に深い意義を見出し、その感覚を作品に反映させます。例えば、ただの砂粒にも昔には名前があったという視点から、作品に新たな意味を付与しています。フローリングに浮かぶ晒（さらし）や、車の流れといった身近な要素をモチーフにし、向井は日々の生活の中で感じる直感的なあれこれを具現化してきました。

展示予定作品

本展では新作を含む17点が展示される予定です。向井は、従来は手のひらサイズの作品を制作してきましたが、今回は最大規模の新作に取り組むため、施工のスペシャリストと協力しています。この展示は、彼女の独創性を最大限に引き出す貴重な機会であります。

イベントとトークセッション

また、会期中には影響力のある特別なイベントも予定されています。3月3日（月）には、石橋財団アーティゾン美術館の学芸員内海潤也さんを招いたトークイベントが行われ、作品の背景や向井のアートに対する考えが語られます。さらに、3月2日（日）にはダンスユニット「アグネス吉井」の白井愛咲さんとKEKEさんを迎えたダンスワークショップや、向井自身によるワークショップも開催予定です。

向井ひかりのアーティストプロフィール

向井ひかりは1998年千葉県生まれ、2022年に武蔵野美術大学を卒業したアーティストです。彼女の作品は、素材や出来事を組み合わせ、ユニークな視点を表現することで知られています。その活動は多岐にわたり、これまでにも数回の個展や公共芸術プロジェクトに参加しています。向井は、素材を通じて私たちの日常を新たな視点で捉え直すことを追求しています。