株式会社ニューロマジックがTOKYO PRO Marketに上場、それに伴う成長戦略とは

株式会社ニューロマジックの上場と成長戦略

株式会社ニューロマジックは、1994年の創業以来、エクスペリエンスデザインの領域で顧客のニーズに応えることに力を入れてきました。2024年9月30日、同社は東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場することとなりました。この上場は、創業30周年という節目の年に実現したものです。

上場の目的と背景

今回の上場の主な目的は、共通の価値観を持つ企業や個人とのパートナーシップを築き、互いに成長し合う「都市」のような組織に変革することです。資本提携や業務提携、人材交流を通じて、新たな価値を創造し、個々の企業価値を高めるための基盤を整えることを目指しています。

この新たな取り組みにより、ニューロマジックは顧客に対して価値のあるサービスを提供し、パートナー企業との関係性を深めることで、変化に柔軟に対応できる強固なビジネスモデルを築くことを計画しています。

創業30周年を迎えて

30周年を迎えたニューロマジックは、長い歴史の中で「定石にとらわれず、より良い体験を創造する」ことを掲げ、サービスを提供してきました。この理念のもと、具体的なサービスとしてコミュニケーションデザインやサービスデザイン、ブランドデザイン、そしてサステナビリティに基づく創造を行っています。

代表取締役の黒井基晴氏は、ニューロマジックが「エクスペリエンスエージェンシー」としての役割を果たす時代を迎えていると述べており、これからの社会に対する貢献を目指しています。

サステナビリティへのアプローチ

ニューロマジックは近年、ビジネスにおけるサステナビリティを重要な要素として位置付けています。特に、子会社のニューロマジックアムステルダムで得た知見は、欧州の法規制や基準に基づいた日本市場向けのサステナビリティソリューションを提案する大きなアドバンテージとなっています。

サステナビリティが求められる今の時代に、同社はエクスペリエンスデザインを進化させ、さまざまな価値を社会に提供していく意向を持っています。

今後のビジョン

今後、ニューロマジックは「プロダクト」「サービス」「顧客」を結びつけ、非常に広範且つ持続可能な社会を築く方針を固めています。顧客や関連するパートナー企業とのコミュニケーションを深めることで、より満足度の高い体験を創出し、その結果さらに豊かなビジネス環境を育むことを目指しています。ニューロマジックに関わる全てのステークホルダーと共に、新たな挑戦を続け、社会の発展に寄与していく所存です。