新たな名称で地域医療を進化させるつながるポジティヴヘルスクリニック
福井県福井市に位置する「つながるクリニック」が、2026年4月1日より新たに「つながるポジティヴヘルスクリニック」として生まれ変わります。この名称変更は、同クリニックがこれまで大切にしてきた医療哲学、「薬よりつながりを処方する」に基づき、その活動をさらなる高みへと進化させるものであり、「ポジティヴヘルス」の概念を取り入れた新たな医療の形を示すものです。
名称変更の背景
つながるクリニックは、2016年の開業以来、地域の人々との「つながり」を重視し、内科や小児科、訪問診療を通じて、地域の健康を支えてきました。しかし、日本の高齢化が進む中で、地域医療のニーズが変化し、より包括的なアプローチが求められるようになっています。福井県の高齢化率は31.8%に達し、地域医療を支えるためには、病気だけでなく、生活全般を視野に入れた医療が必要です。
「ポジティヴヘルス」の必要性
新たに掲げる「ポジティヴヘルス」とは、健康を多面的な観点から捉える概念です。単に病気や症状に注目するのではなく、身体、心、生活の質、社会とのつながりなど、幅広い要素を考慮し、個々の力や可能性を引き出すことに重点を置きます。そのため、クリニックは患者との対話を通じて、患者の将来の希望や願いに基づいた医療を提供していく方針です。
地域医療の取り組み
新名称のもとでも、クリニックの基本的な診療内容は変わらず、内科や小児科の診療を行いながら、地域との連携を深めていきます。医療法人社団オレンジは、医療正版元から連携を強化しており、ポジティヴヘルスの理念を通じて、医療と地域社会の橋渡しをすることを目指しています。新たな患者のニーズに幅広く対応し、地域全体の健康を見守る役割を果たしていくのです。
今後の展望
今後の課題として、健康は病気の治療だけにとどまらず、生活全般に深く関わっています。通院の困難さや、家族の介護の負担、孤独感、将来への不安など、地域の住民が抱える問題に向き合う姿勢が求められています。つながるポジティヴヘルスクリニックは、「治す」ことに加え、「その人らしく生きる」ための支援も行っていく考えです。
クリニックでは、日常の診療に留まらず、地域での対話の場を設け、医療・介護・地域社会の連携を深め、共により良い未来を築いていくことを目指します。ポジティヴヘルスの考え方が根付くように、外部との協働や学びの機会を通じて、地域の一員としての役割を果たしていくのです。
院長からのメッセージ
「つながるクリニックは、10周年を迎え、これからも地域に寄り添った医療を提供していきます。新たな『つながるポジティヴヘルスクリニック』として、薬に頼らない医療、すなわち人とのつながりを大切にし、未来に向かってさらなる成長を遂げていきます。」と、院長の前田亜里紗さんは語ります。
同クリニックでは、名前の変更に伴い、地域のみなさまに向けた新たな医療の形を提供し続けることを約束します。地域医療の未来を共に考え、実現するために、どうぞ心よりご期待ください。