越境ECを加速させる新たな提携
最近、越境代理購入サービス「doorzo(任意門)」が、韓国の人気中古取引プラットフォーム「雷市場(ポンジャン)」と提携したことが発表されました。この提携により、海外の消費者はよりスムーズにポンジャンの商品を購入できるようになります。
代理購入サービス「doorzo」とは
「doorzo」は、2013年に設立されたSIG Service株式会社が運営するサービスで、日本国内で販売されている商品を海外向けに代理購入し、発送を行っています。アプリとウェブサイトの両方で提供され、中国大陸をはじめとする190カ国以上の消費者に向けたサービスを展開しています。国内のECサイト事業者に代わって、国外への発送やカスタマーサポート、商品ページの自動翻訳、決済代行や各種プロモーションを支援しており、月額費用や販売手数料が無料という点が特長です。こうした仕組みから、高いサービスレベルが評価されており、海外の消費者からも支持されています。
提携の内容とそのメリット
新たに始まった提携では、doorzoとポンジャンのシステムが連携されることで、海外ユーザーがポンジャンで販売中の商品を多言語で検索、閲覧し、そのまま購入できる環境が整います。特に、中国で主流の決済方法であるAlipayやWeChat Payを利用できる点は、ユーザーにとって利便性が高い要素です。これにより、海外からの取引が一層促進される期待が寄せられています。
doorzoは海外の消費者から受注した商品をポンジャンで購入した後、韓国の倉庫で検品・梱包し、その後、中国を含む海外へと商品を発送します。このプロセスによって、消費者は迅速かつ安心して商品を受け取ることができるようになります。
doorzoの強み
doorzoの魅力はその多彩な機能にあります。
- - 自動翻訳機能: 商品ページを自動で翻訳することで、海外ユーザーが日本の商品の情報を簡単に理解できる仕組みがあります。
- - 迅速なカスタマーサポート: チャット機能を使い、海外のユーザーからの問い合わせに即応じることができるため、安心して利用できる環境が整っています。
- - 豊富な配送手段: EMS、国際小包、DHLなど、ユーザーのニーズに合った配送方法を選ぶことが可能です。
- - プロモーション支援: 海外のSNSを活用し、インフルエンサーを起用して商品の魅力を伝えるプロモーションを実施します。
今後の展望
この提携によって、越境EC市場はさらなる活性化が見込まれます。特に、韓国からの商品購入が容易になったことで、日本のファッションや人気アイテムを探している海外の顧客にとって、大きなチャンスとなるでしょう。今後、doorzoとポンジャンの協力により、新たなユーザー層を開拓していくことが期待されます。
Doorzoの公式サイト
詳細な情報は、公式サイト
doorzo.netで確認できます。越境ECの新しい可能性を感じながら、海外の消費者にも広がる商品を楽しんでいただけることでしょう。