藤沢市での「SDGs×アート」探究学習
藤沢市にある文京学院大学女子高等学校では、2023年から毎年「サステナブル」と「アート」をテーマにした探究学習を実施しています。3年目を迎えた今年は、補助犬の啓発を目指し、アオバジャパン・インターナショナルスクールとの連携の下、さまざまなアート活動を展開しています。
プロジェクトの概要
この「AOBA×BUNKYO 藍indigo project」は、特に地域の環境問題や社会課題を解決するための一環として始まりました。本校とアオバジャパン・インターナショナルスクールの生徒たちが協力し、「藍」のアートを基に、SDGsに関連するテーマを考え発信していくことを目的としています。
今年は、32名の生徒が「人間に寄り添う犬から考えるインクルーシブな社会」をテーマに学び、特定非営利活動法人のウェルフェアポート湘南(神奈川介助犬聴導犬協会)と連携して、実地研修を受けながら作業を進めました。この取り組みでは、「犬」が果たす多様な役割に焦点を当て、インクルーシブな社会の在り方について考えています。
アート制作の流れ
生徒たちは藍染めの技法を学び、補助犬啓発を目的にデジタルデザインを行いました。作品は「Terrace-TiPi」というカフェで展示されることになっており、補助犬啓発マークのデザインを含む複数のグッズも紹介されます。特に、キーホルダーやシールなどのアイテムは、手に取りやすい形で啓発活動への参加を促すものとなっています。
展示の詳細
実施期間
実施場所
- - Terrace-TiPi
- - 神奈川県藤沢市鵠沼橘1-7-2-5
- - 店舗HP
営業時間
- - 昼の部:11:30~15:00(L.O 14:30)
- - 夜の部:18:30~22:00(L.O 21:30)
- - 定休日:月曜・火曜
展示される作品の内容は以下の通りです。
1.
補助犬啓発マークデザイン(全8テーマ)
- A「心で繋がる」
- B「共に歩む、共に生きる」
- C「補助犬も大切なパートナー」
- D「ESD」
- E「人と寄り添う犬」
- F「愛染め犬」
- G「MKCE」
- H「僕に気づいてワン」
2.
啓発グッズ(キーホルダーやシール)
3.
ドキュメンタリーフォトアルバム
4.
デザイン紹介リーフレット(持ち帰り可)
展示は無くなり次第、終了となるため、興味のある方は早めの来場をおすすめします。この活動はアートを通じたSDGsの浸透を目指し、生徒たちの感性を豊かにする一助となっています。ぜひ、補助犬との命のつながりを感じながら、アートの魅力を体験してみてください。