NFTアートの新たな可能性を切り開くFAT Collectionとは

FAT Collection：日本のアートを世界へ

本日、NFTマーケットプレイス『FAT Collection』のβ版が正式に提供され、アーティストたちが自身の作品を世界に届ける新たな一歩を踏み出しました。一般社団法人アート東京が手がけるこのプラットフォームは、日本のフェスティバルや文化エンターテインメントの魅力を広めることを目的としています。

FAT Collectionの特徴

『FAT Collection』では、デジタルコンテンツの取引が容易に行えるNFTアートのマーケットプレイスです。日本の文化や伝統を基盤に、現代アーティストの作品が正当性と安全性を保証された形で流通されます。購入者は法定通貨を使用してクレジットカード決済が可能で、仮想通貨の知識がなくても手軽にアートを楽しめます。

さらに、購入したNFTアートはAR技術を活用し、自宅のバーチャル空間で展示することができます。この機能により、アートをより身近に感じられ、仲間と共有したり、評価したりすることが可能になります。投げ銭機能も搭載されており、仲間が作成したアート展示を見たら、小額からアーティストを応援できます。

出品予定アーティスト

FAT Collectionは、今後約200名の現代アーティストの作品を取り扱う予定です。中でも、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏や、ゲーム『ファイナルファンタジー』のイラストを手掛けた天野喜孝氏らが名を連ねています。これらの著名な作家の作品は、視覚的にも驚きを与え、幅広いアートファンを魅了することでしょう。

また、京都市と連携し、世界遺産である二条城の唐門を基にした3DCGデジタルレプリカも展示予定です。この取り組みを通じて、地域活性化や観光需要の喚起に貢献することを目指しています。

展覧会の開催

このプロジェクトの一環として、NFTアートの展覧会『Future Artists Tokyo 2022』がモスクワで2022年2月24日から3月13日まで開催されます。さらに、東京国際フォーラムでも3月10日から13日まで同時開催され、この機会に多くの人々にアートの素晴らしさを体感してもらえます。

『Future Artists Tokyo』は、若手アーティストやキュレーターが国際的に活躍できる場を提供するために設立されました。新型コロナウイルスによって変化した社会の中で、アートもVRや3DCGといった新しい表現方法へと進化を遂げています。本展では、実物とデジタルのハイブリッド展示を行い、アートにおける新たな可能性を探求します。