DNX Venturesが東京科学大学でアントレプレナーシップ講義を開始
東京科学大学にて、DNX Venturesの倉林陽および白石由己が非常勤講師としてアントレプレナーシップ科目「学士価値創造グループワーク基礎B」を担当します。このプログラムは2025年10月から半年間にわたり提供される予定です。
背景と目的
東京科学大学では、倉林が過去10年以上にわたりリーダーシップ教育院でアントレプレナーシップに関する講演を行ってきた実績があります。その経験を生かし、同大学の学生たちに起業や事業創出における実践的な知見を授けようとしています。DNX Venturesは、学生がスタートアップの重要性や可能性を理解し、将来のキャリアにおいて起業の選択肢を持つ手助けをすることを目指しています。
プログラムの詳細
講師陣と内容
本プログラムでは、DNXのマネージングパートナーである倉林のほか、他のベンチャーキャピタリストや国内外で成功を収めるスタートアップの創業者が講義に参加します。プログラムの内容は以下の通りです。
- - 第1回(10月30日): 起業の意義 / パーパス経営
- - 第2回(11月6日): 起業家による講演(1)アンドパッド稲田武夫氏
- - 第3回(11月13日): PMF(プロダクト・マーケット・フィット)
- - 第4回(11月20日): VCのデューデリジェンス&ファイナンス
- - 第5回(12月4日): 起業家による講演(2)カケハシ中川貴史氏
- - 第6回(12月11日): 大企業連携
- - 第7回(12月18日): ガバナンス
ゲストにはアンドパッドの稲田氏やカケハシの中川氏を招き、各々の経験と知見をシェアします。
狙い
日本では、スタートアップを選択肢として捉えることが難しい現実があります。東京科学大学が将来的なアントレプレナーを育成するため、学生にとって実務家の視点を得る機会を提供することが重要です。DNX Venturesはこれまでに、日本のスタートアップエコシステムの発展に貢献しており、このプログラムにより次世代の起業家たちが育つことを期待しています。
東京科学大学について
東京科学大学は、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して2024年に設立される国立大学で、「科学の進歩と人々の幸せ」を探求し、新たな価値を創出することを使命としています。これに伴い、全学生が受講可能なアントレプレナーシップ教育を提供することで、より多くの学生が起業に挑戦できる環境を整えています。
DNX Venturesについて
DNX Venturesは、2011年から日本とアメリカの市場においてB2Bスタートアップに投資しているベンチャーキャピタルファンドです。これまでに241社に投資し、34社をエグジットに導いてきた実績があります。彼らは、新たなビジネスを通じて社会に貢献する企業の誕生を支えています。
本プログラムを通じて、学生が起業の可能性やその意義を体験し、将来的にスタートアップの世界で活躍することを期待しています。