市民の声がカタチに！『PoliPoli Gov』が行政と協力し意見募集数100件を達成

行政に声を届けるためのウェブサイト『PoliPoli Gov』が、この度重要なマイルストーンを迎えました。2021年10月のサービス開始からわずか2年で、意見募集の実施数が114件に達したのです。この成長は、市民と行政の関係を見直す大きなチャンスとなっています。

PoliPoli Govとは？

『PoliPoli Gov』は、市民が行政に対して意見や要望を簡単に投稿できるプラットフォームです。オンラインで個人の声を集め、それをもとに政策が検討される仕組みです。現在までに、7つの省庁や21の自治体との連携が進められ、約37,000件のコメントが寄せられています。

こども家庭庁のデジタル化への寄与

特に注目すべきは、こども家庭庁の施策において寄せられたコメントです。2023年2月に実施された意見募集では、妊娠から出産後の手続きに関する3,778件の意見が集まりました。多くの人々がオンラインでの手続きの簡素化を求めており、実際にこれらの声は政策でのデジタル化の推進に活かされています。

こども家庭庁の広報推進官、安藤温子様は、「みなさんの声を聴き、政策に反映することが私たちの大切な取り組みです」と述べています。このように、市民の意見が具体的な政策につながる手応えを感じることができます。

群馬県の取り組み

また、群馬県では『新・群馬県総合計画』に基づき、県民との対話を促進するために『PoliPoli Gov』を導入しました。若者世代の声を集めるため、「理想の生活」や「行政手続きの改善」など、さまざまなテーマで意見募集を行っています。

戦略企画課の高栁冴妃様は、「誰一人取り残さず、全ての県民が幸せを実感できる社会の実現を目指しています」とコメントしています。このような取り組みを通じて、県民の意見が政策形成に反映されることが期待されています。