ヒュンメルが手話シャツのチャリティーオークションを開催
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメル(hummel)は、ジェフユナイテッド市原・千葉と協力し、手話シャツのチャリティーオークションを開催することを発表しました。このオークションは、2025年10月17日から28日までの期間、モバオクで行われ、選手たちが着用し直筆サインが入った特別なシャツが出品されます。売上は全て一般社団法人日本ろう者サッカー協会に寄付され、デフサッカー日本代表の支援に活用されます。
デフサッカー支援の新しい試み
ヒュンメルは「Change the World Through Sport」(スポーツを通して世界を変える)というビジョンのもと、人権やジェンダー、平和をテーマにした取り組みを行っています。今回の手話シャツもその一環であり、10月4日のジェフユナイテッド市原・千葉の試合において、選手たちが聴覚障がい者支援の意義を込めた手話シャツを着用しました。このシャツは、ウォーミングアップや試合入場時に選手たちが着用し、観客にそのメッセージを伝えました。
特別なデザインの手話シャツ
オークションで出品される手話シャツは、フラッグを重ね合わせたデザインに手話のイラストが描かれています。また、「心の旗を振ろう」というテーマのもと、シャツの表面には「JEFUNITED」を指文字とアルファベットで表記し、背面上部にはクラブのフィロソフィーである「WIN BY ALL!」が記載されています。このシャツは、協力や勝つという意味を持つ手話を取り入れた特別なチャリティーTシャツです。
オークションの詳細
選手たちのサインが入ったシャツは、全選手の寄せ書きが施された35枚が出品されます。オークション期間中には、売上に加え販売分の一部も日本ろう者サッカー協会に寄付される予定です。このようにして、デフサッカー日本代表の活動が更に支援されることになります。
オークション情報
- - イベント名: ジェフユナイテッド市原・千葉 手話シャツ チャリティーオークション
- - 開催期間: 2025年10月17日(金)17:00~10月28日(火)22:00
- - オークションページ: モバオク特設ページ
- - 販売価格: 10,000円からスタート
- - 寄付先: 日本ろう者サッカー協会
ジェフユナイテッド市原・千葉について
ジェフユナイテッド市原・千葉は、 J2リーグに所属するサッカークラブで、千葉県市原市と千葉市をホームタウンとして活動しています。1946年に設立されたこのクラブは、1946年創部の古河電気工業サッカー部を前身とし、Jリーグ開幕時の1993年から加盟しているオリジナル10の一つです。チーム名はクラブとホームタウンの結びつきを象徴しており、皆が一つになってサッカーを楽しむ姿勢を重視しています。2021年には設立30周年を迎え、「フットボールの力で心をつなぎ、セカイに彩りを」という理念のもと活動しています。
公式ウェブサイト
ヒュンメルについて
ヒュンメルは、1923年に設立されたデンマークのスポーツブランドで、世界初のスタッド付きフットボールブーツを開発したことで知られています。これにより、選手たちのプレーが飛躍的に向上し、ブランド名の由来となったマルハナバチのように、過酷な環境でも挑戦を続ける姿勢が強調されています。現在でもヒュンメルは「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」をビジョンに、新たな試みを続けています。
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