沖縄での新たな挑戦が始まる!
沖縄県那覇市で、学生団体ゆいナビとFuzionが共同で実践型まちづくりプロジェクト「マチガク」を開始します。このプロジェクトは、地域発展を目指して学生と企業が一緒になり、地域の魅力を発掘し、発信することを目的としています。
プロジェクト概要
本プロジェクトでは、学生が県内企業から直接ビジネスの視点を学び、地域の魅力を具体的に体験しながら発掘していきます。フィールドワークやヒアリングを通じて、学生自身が地域の特性を理解し、その結果をもとに具体的なマルシェの企画を行うという内容になっています。
このような実践的なプロジェクトを通じて、学生は自らの視点でまちの未来を考え、発信する一歩を踏み出すことが期待されます。
再び輝く街を目指して
沖縄県那覇市の東町・西町はかつて繁栄した地域ですが、現在は高層ビルが立ち並んでおり、その本来の魅力が忘れられつつあります。多くの宿泊客が訪れる一方、地域の魅力を体験する機会は乏しい現状です。この状況を変えるためには、訪れる人々が滞在中にその地域の魅力を感じられる環境づくりが欠かせません。
学生たちへの実践的な学びの場
このプロジェクトのもう一つの目的は、学生に実践的な経験を提供することです。学校の授業で得た知識を実際に活用する機会を得ることで、学生は自らの成長を実感しやすくなります。
企業からはブランド戦略やコンセプト設計について直接指導が行われ、その上で企画から運営までを学生が中心となって進めていくことが求められます。このような取り組みが、将来のキャリア形成にもつながる大切な場となるでしょう。
プロジェクト詳細
- - 期間: 2025年2月22日(土)〜5月2日(金)
- - 場所: HAVE A GOOD DAY
- - 対象: 高校生、専門学生、一般学生(計25名)
- - 共同運営: ゆいナビ、Fuzion、(株)福地組、(株)カロリー、I AM I(株)
- - 協賛企業: 新光産業(株)、(株)CAアドバンス、(株)ホット沖縄総合研究所
- - 参画企業: (株)Innovia、(株)奇才、&waku²
- - 後援: 那覇市
うふマルシェの開催
また、プロジェクトの一環として、2025年4月26日(土)に「うふマルシェ」を開催いたします。これは学生たちが地域の魅力をふんだんに活かした飲食や物販のブースを運営し、来場者に楽しんでもらうイベントです。
- - 日時: 2025年4月26日(土)10:00〜16:00
- - 場所: 那覇ふ頭緑地前公園
- - 詳細: 地域内外から参加する多様なブースが集まりますので、大人も子供も楽しめる内容となっております。ぜひご参加ください!
参加する学生の声
プロジェクトの主担当である琉球大学4年生の與那覇陸也さんは、初めてのマルシェ運営に挑む中で多くの困難に直面しながらも、周囲の支えによって形が整ってきたことを語っています。また、ブランディングの重要性や資金管理について新たな気づきを得られたことを嬉しそうに話しています。
副担当の大城桃香さんも、学生をまとめる緊張感の中で自身の成長を感じることができたことを強調しています。彼女は、プロジェクトに関わった方たちに「一緒にできてよかった」と思ってもらえるよう尽力することを誓っています。
未来への展望
株式会社Innoviaの代表取締役、稲嶺隆敏氏は、このプロジェクトを通じて沖縄の学生が新たなキャリア形成の道を切り開くことを目指しています。地方の学生にとって貴重なインターンシップの機会を作り出し、彼らの成長を支える姿勢が評価されています。この「マチガク」は、その教訓を元に、沖縄県での探求学習の新たな形として、他の地域への展開も視野に入れています。そして、学生達の探求心が社会に新たな価値をもたらすことを信じて取り組んでいるのです。