トキワ荘マンガミュージアムが開館5周年を迎える
豊島区にあるトキワ荘マンガミュージアムが、2023年7月4日から7日までの4日間、特別なイベントを開催します。今回は、開館5周年を祝う「七夕飾り」の展示です。このイベントでは、地域の子どもたちの願いが込められた約4,000枚もの「ぬりえ短冊」が飾られます。
地域の協力で実現した短冊飾り
7月3日、地域の方々と共に、短冊を飾るための準備が整いました。「ぬりえ短冊」は、トキワ荘マンガミュージアムの限定版であり、手塚治虫の「ブラック・ジャック」に登場するピノコや、赤塚不二夫の「もーれつア太郎」など、11種類のマンガ作品が採用されています。
この企画には、近隣の小学生や保育園児、さらにはトキワ荘の姉妹都市である長野県箕輪町の子どもたちも参加しています。彼らが思いを込めて描いた短冊は、たくさんの願い事が記され、トータルで4,000を超える枚数が集まりました。「みんなが健康で元気に過ごせますように」「絵がうまくなりたい」など、夢や希望が込められた思いが一つ一つの短冊に表れています。
夢を叶えたい子どもたちの思い
地域の方々や区の職員が協力し、笹竹を用いた約40本の七夕飾りが、公園内に華やかに設置されました。区の担当者も、今回のイベントに対する期待を寄せており、「トキワ荘があったこの街は、マンガ家を目指していた先生方が夢を叶えた場所です。今年は特に多くの願い事が集まっています。子どもたちをはじめ、皆さんの夢が叶うことを願っています」と語っています。
イベントの詳細情報
イベントの期間は、2023年7月4日(金)から7日(月)までです。ただし、7日(月)は休館日となっており、笹竹の展示のみが行われます。
会場はトキワ荘マンガミュージアム及び南長崎花咲公園(南長崎3-9-22)です。この特別な展示を通して、多くの人々にトキワ荘やそのマンガ作品に親しんでもらう機会となれば幸いです。
未来を担う子どもたちの願いが色とりどりの短冊になり、七夕飾りとして会場を彩ります。ぜひ、お立ち寄りいただき、彼らの夢を応援してください。