大塚製薬の新VRサービス
2024-09-19 16:16:55

大塚製薬の認知症ケア支援VRが社会を変えるオレンジイノベーションプロジェクト参画

大塚製薬、認知症ケア支援VRで新たな取り組み



大塚製薬株式会社が、経済産業省が推進する「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画し、認知症への理解を深めるための新しいVRトレーニングプログラムを発表しました。この度、本プロジェクトの第2期実践企業として選ばれた大塚製薬は、株式会社ジョリーグッドとともに、介護者が認知症の方々をより理解し、支援するための「FACEDUO(フェイスデュオ)」を開発しました。特に注目すべきなのは、9月10日から開始した「認知症ケア支援VR」です。

オレンジイノベーション・プロジェクトについて


「オレンジイノベーション・プロジェクト」は、認知症の方が自分らしく生活できる「共生」社会の構築を目指します。認知症を抱える人々が自ら企業や社会に関与し、彼らのリアルなニーズに基づいた製品やサービスを開発することが重要視されています。この理念のもと、当事者やその家族、介護スタッフの意見を反映させた開発が進められています。その中で、介護者が直面する具体的な課題を解決することが求められています。

FACEDUOの概要


「FACEDUO」は、認知症の方の家族や介護者向けの体験型VRトレーニングプログラムです。専門医の監修のもと、介護者自身の行動や対応をVRでシミュレーションし、認知症当事者の視点から体験することができます。これにより、介護者は当事者の気持ちや行動の背景を理解し、適切な接し方を学ぶことが可能になります。このプログラムが提供する体験によって、認知症の方が自分らしく生き続けられるようサポートし、同時に介護者のストレス軽減にも貢献します。

展示会での紹介


大塚製薬は、9月に東京都内の商業施設で開催された展示会にも参加し、FACEDUOの内容を多くの来場者に紹介しました。この展示会は、認知症ケアの重要性を広くアピールする良い機会となり、参加者からのフィードバックも受け取りました。

今後の展望


大塚製薬は引き続きオレンジイノベーション・プロジェクトに参画し、認知症の方々とその介護者を支えるサービスや製品の開発を進めていく予定です。共生社会の実現に向けた歩みを確実に進め、認知症ケアの新たなスタンダードを確立していくことを目指しています。

大塚製薬とジョリーグッドの役割


大塚製薬は、医療関連事業やニュートラシューティカルズ関連事業を展開し、病気の診断から治療に至るまで幅広い分野で革新的な製品を提供しています。一方、ジョリーグッドは高精度なVRソリューションを開発し、医療教育や精神疾患治療などの分野でその技術を活用しています。両社の連携は、認知症ケア支援において新たな地平を切り開くことでしょう。


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会社情報

会社名
大塚製薬株式会社
住所
港区港南2-16-4
電話番号
03-6717-1400

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