中野区で開催される交流イベント「やさしい日本語ひろば」
明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミが主催する交流イベント「やさしい日本語ひろば」が、2024年10月11日(金)に中野区役所のイベントスペース「ナカノバ」で行われます。このイベントでは、日本人住民と外国人住民が集まり、互いに理解を深めることを目的としています。
このイベントの開催は、9月に行われた「やさみんワークショップ」に続くもので、多文化共生の意義を込めています。前回のワークショップでは、日本語を母語としない方々がより日本社会に溶け込めるようにと、「やさしい日本語」という平易な表現を使う大切さを伝えました。
「やさしい日本語」とは?
「やさしい日本語」は、日本語を母語としない人々にも理解しやすいように配慮されている日本語です。日本に住む外国人の数は、コロナ禍により急増しており、2023年末時点で約341万人に上ります。特に中野区では、区民全体の約6%にあたる2万人が外国人住民です。このように多国籍の住人が共存する中野区において、「やさしい日本語」を用いたコミュニケーションの重要性が増しています。
イベントの詳細
イベントは、15時30分からスタートし、防災に関するトピックを使ったトークセッションが行われます。後半では、防災以外のさまざまなテーマを取り上げて、日本人と外国人がやさしい日本語で意見交換を行います。これを通じて、お互いの理解が深まることを期待しています。
イベントの参加定員は、日本人住民が先着20名、外国人住民が先着10名で、定員に達し次第締切となります。興味がある方は、10月10日(木)までに申込フォームまたはメールでの申し込みが必要です。
申し込み方法
メールで申し込む場合は、以下の情報を記載してください。
1. 氏名
2. メールアドレス
3. 9/15の「やさみんワークショップ」の参加有無
4. 所属している町会・自治会の有無(ある場合はその名称も記載)
終わりに
このイベントを通じて、参加者が「やさしい日本語」の実用性を感じ、国際交流が進むことを願っています。中野区でのこの取り組みが他の地域へも広がり、多文化共生社会の構築に寄与することに期待が寄せられています。参加を希望される方は、ぜひ疾患をお早めに、交流の場に足を運んでみてください。