感染防止の新たな形、「グランスタ東京」で試行!
新型コロナウイルスの影響が続く中、株式会社船場は「グランスタ東京」で感染防止に向けた新商品を試験導入しました。この試みは、同社が進める「SEMBA Innovation w / corona」の一環で、商環境と生活利便性を両立させる製品開発を目指しています。
日本の文化を取り入れたデザイン
今回発表された2つの商品は、いずれも日本人に親しまれているモチーフや素材を使用し、居心地の良さを追求しています。感染予防を第一に考えつつも、商環境の持つ本来の価値を決して損なわないように設計されています。
ディスタンスのれん
最初に紹介するのは「ディスタンスのれん」です。これは、長い歴史を持つ日本の暖簾を現代的に再解釈したパーテーションです。「布」を素材としつつも、空間をしっかりと区切りますが、柔らかい印象を持たせることに成功しています。また、店舗の業種やスタイルに応じて、色や形、質感を自由に変えられるため、汎用性の高いアイテムとなっています。この商品は、現在意匠登録出願中です。
和扇
次に、「和扇」という商品を紹介します。日本の美意識を反映させた、客席や座席間の仕切りとして設計されています。「日本のおもてなしを感じさせる間合い」をコンセプトに、時代の流れに逆らわず、なおかつ日本人が大切にしている“おもてなしの心”や“和み”を持たせています。この和扇も意匠登録出願中です。
SEMBA Innovation w / coronaとは
株式会社船場が展開する「SEMBA Innovation w / corona」は、2020年5月から始まったプロジェクトです。このプログラムは、社会的価値を持つ企業を目指し、商空間の新しい在り方を探求することを目的としています。コロナ禍の影響を受けた環境において、商空間の問題解決に寄与することを目指し、新たな商品を開発してきました。
本プロジェクトにおいては、技術や素材に関する新しいアイデアを持った協業パートナーを募集中です。興味のある方は、船場の公式ウェブサイトからお問い合わせをお願いします。
お問い合わせ先
このプロジェクトについての詳細なお問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
「グランスタ東京」での新しい試みは、今後、多くの人々に感染防止と居心地の良さを提供することでしょう。日本の伝統文化を取り入れた商品が、今後どのように商業空間に影響を与えていくのか楽しみです。