豊橋市が取り組む中小企業の存続と成長
豊橋市では、中小企業の事業承継を支援するため、多様な取り組みが進められています。特に注目されるのが、年二回発行される啓発リーフレット「廃業させないまち とよはし」です。このリーフレットの最新号であるVol.8が、2023年に発行され、好評を博しています。
啓発リーフレット『廃業させないまち とよはし』の意義
このリーフレットは、中小企業向けに事業承継に関する情報や成功事例を分かりやすく伝えることを目的としています。豊橋市内の様々な支援機関が連携し、それぞれが提供可能なサポート内容を紹介。特に、事業承継をスムーズに進めるための流れを年表にまとめているため、事業者が一目で理解できる内容となっています。
サポートの一環としてのセミナー
豊橋市では、このリーフレットだけでなく、定期的にセミナーも開催しています。中小企業者や後継者を対象に、実際の事例を参考にしながら事業承継の重要性を啓発。セミナーでは、実際に成功した先輩経営者の話を聞くことができるため、参加者は積極的に意見交換をし、お互いの悩みを共有出来る貴重な機会ともなっています。
老舗和菓子店『お亀堂』の事業承継
今回のリーフレットでは、伝統的な和菓子店である『お亀堂』に光を当てています。豊橋市内に六店舗を展開するこの店では、四代目社長である森貴比古さんが、事業承継に挑む姿を紹介。森さんは、先代からの良さを残しながらも、デジタル化を進める新たな挑戦を続けており、その道のりについて詳しくお話されています。
お亀堂のこだわり
『お亀堂』は、親しみやすい接客とともに、伝統的な和菓子の製造に注力。特に人気の「ブラックサンダーあんまき」や「純米大吟醸 酒まんじゅう空」など、選りすぐりの商品が揃います。また、古民家カフェも運営しており、そこでしか味わえないスイーツを愛する人々に提供しています。
お亀堂の魅力は、商品だけではなく、店主自らの思いや地域貢献への姿勢にもあります。森さんは「事業承継を意識し始めたのは数年前から」で、そこで感じた困難や新しいビジョンについての意見も非常に興味深いものがあります。
事業承継へ向けた取り組み
リーフレット内では、森さんがどのように事業承継を進めているかのインタビューも掲載されており、具体的にどのような取り組みを行ってきたのかが紹介されています。「4代目社長としての取り組み」としては、顧客ニーズを反映した商品開発やマーケティング戦略の見直しなどが挙げられます。
とよはし事業承継ひろばの紹介
そして、事業承継を考える方々のための「とよはし事業承継ひろば」というプラットフォームもご利用いただけます。ここでは、市内の支援機関が連携し、事業承継をサポートするための体制が整っています。相談は無料で、秘密厳守も徹底されているため、初めての方でも気軽に問い合わせが可能です。
お問い合わせ情報
興味がある方は、是非お問い合わせください。豊橋市商工業振興課(0532-51-2425)で、具体的な支援内容や相談窓口についてお尋ねいただけます。
豊橋市では、このように地域全体で中小企業を支援し、持続可能な経営を目指す取り組みが進められています。リーフレットを通じて、多くの皆さんが事業承継に関心を持ち、次世代にバトンをつなぐ手助けをしていければと思います。