埼玉・そごう大宮店でアフリカ文化体験イベント開催
埼玉県のそごう大宮店にて、6月4日から26日までの期間、全館を通じた特別企画「スパイシーアイランド」が開催されています。このイベントでは、アフリカの豊かな歴史や文化、そして美味しい食を体験できる機会が用意されています。特に注目なのは、3階にて行われる「アフリカン現代アート ティンガティンガ原画展」。
ティンガティンガアートの魅力
ティンガティンガアートは、タンザニア発祥の独特な絵画スタイルで、明るい色使いとダイナミックな描写が特徴です。下描きをせず、6色のペンキを使って自由に描かれるこのアートは、アフリカの自然や動物、地域の人々の姿を活き活きと表現しています。アート展では、タンザニアから来日したアーティストが直接描く姿も見ることができ、その迫力は圧巻です。
この原画展では、アフリカの文化をより深く理解するための素晴らしい作品が展示され、参加者はその美しさを十分に楽しむことができます。また、同時期に行われる「アフリカ直輸入製品」の販売も見逃せません。アフリカの鼓動を感じられる商品がいっぱいです。
イベント・ワークショップの開催
また、6月12日から23日までは「ティンガティンガライブペインティング」が行われ、現地のアーティストの迫力ある作品制作を間近で見ることができます。さらに、6月14日と15日にはアフリカンアートを題材にした「ティンガティンガを描こう」のワークショップが開催され、参加者は自由に色を使ってアフリカの動物たちを描く体験ができます。これらのワークショップは無料で参加でき、特に子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
地域とのつながりを大切に
そごう大宮店では、アフリカへの社会貢献活動も紹介し、来場者に環境問題や貧困問題について考える機会を提供します。特設のパネル展示では、JICA埼玉の協力活動についても触れられており、全体を通じて地域社会とのつながりを強化しています。
ゴスペルコンサートとアフリカ展も同時開催
さらに、6月22日(日)には地元ゴスペル団体によるコンサートも予定されています。寿限無(ジュゲム)、ブライトサイド、サニーサイドゴスペルクラブのメンバーたちが力強い歌声を響かせ、イベントを盛り上げます。音楽の力も借りて、アフリカの文化を身近に感じることができる貴重な機会です。
加えて、三省堂書店では、6月12日から30日までの間、ティンガティンガ原画展に関連する書籍やアイテムが販売されます。アートに興味がある方には見逃せない内容となっています。また、期間限定で販売される南河原スリッパもご注目。日本の職人技とアフリカの布づくりのコラボレーションによるユニークなデザインが魅力です。
このように、そごう大宮店の「スパイシーアイランド」では、アフリカの芸術作品や文化に直接触れ、楽しむことができる特別なイベントが盛りだくさんです。ぜひ訪れて、自分自身のアフリカ体験を広げてみてはいかがでしょうか。