30% Club Japan、第14回TOPIX社長会を開催!
2026年5月25日、日本電気株式会社の森田隆之氏がChairに就任して以来、初めての開催となる第14回TOPIX社長会が行われました。30% Club Japanは、日本企業の役員における女性の比率を高めることを目的とし、活動を続けています。
既に今期の成果が見られ、TOPIX100企業の取締役会における女性役員比率は前年よりも2.3ポイント増え、2025年度には25.1%を達成する見込みです。また、社長会参加企業の女性比率も27.1%となり、30%という目標に向けて前進しています。
信念と目標の共有
今回の会合では、来る2027年度までの第3期の目標・活動方針が共有されました。全体目標としては、TOPIX社長会参加企業の取締役会における女性比率30%達成を目指します。また、各企業においても執行役員やそれに準ずる役職者のための2030年までの達成目標値を設定することが求められています。
さらに、インベスター・グループと大学グループとの連携を強化し、共同での目標を設定。これは、企業の中長期的な価値拡大を図るための視点を取り入れた新たな試みです。
現状分析と今後の課題
会合では女性登用の現状についても議論されました。取締役会では女性の比率が増加傾向にありますが、執行側の女性比率は思うようには伸びていません。特に、ライン部長など上位職への登用には課題が残ります。これに対して、従来の登用方式の見直しや新たな登用手法の導入が大切であると強調されました。
様々な視点でのアプローチ
パナソニックの楠見社長は「人を活かす経営―ジェンダー平等が問う本質課題―」についての具体的な事例を発表。経営においてはジェンダー平等を管理的な面からだけでなく、企業文化の根幹として捉え、取組む必要性を訴えました。
また、東京都の小池知事は「Women in Action」と題し、都による女性活躍促進策についての講演を行い、結婚や子育てを支援する政策の重要性を説きました。
新たな参加者と活発な議論
今回の社長会では、トヨタ自動車が新たに参画し、メンバー数が35社に達しました。多様な企業が参加することで、それぞれの経験や知見がシェアされ、活発な議論が生まれる土壌が整っています。
今後の計画
社長会の最後には、次回の第15回が2026年11月に開催される予定が報告され、引き続き女性登用の加速に向けた取り組みが進められることが確認されました。
30% Club Japanは企業、投資家、大学との協力を通じて、日本企業における女性活躍を促進するための本質的課題に取り組み、質的な変革を追求し続けます。今後の進捗に期待が寄せられるでしょう。