リーガルスケープが新たな記録を達成
株式会社Legalscape(リーガルスケープ)は、法務の現場で役立つリーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape」の収録書籍数が4,000冊を超えたことを報告しました。これは同社にとって画期的な成果であり、法務分野の専門家たちから高い評価を受けていることが伺えます。
多様な法律情報が充実
「Legalscape」は、法令、判例、専門書などの法情報をデジタル化し、利活用性を高めることを目的としています。このプラットフォームは、法律実務の効率化や法情報の持続可能な発展を追求し続けています。これにより、ユーザーは必要な法的情報に迅速にアクセスできるだけでなく、関連する書籍を効率的に利用することができるようになります。
特に関心を集めるのが、自然言語処理とAI技術を活用した「Watson & Holmes」による検索機能です。このシステムは、ユーザーが自然な言葉で検索を行うことで、関連する情報を自動的にピックアップし、要約してくれるため、従来のキーワード検索に比べて高いリサーチ効率が期待されます。
収録コンテンツの多様性
収録されている書籍には、『ビジネス法務』、対策マニュアルとして人気のある『離婚・離縁事件実務マニュアル 第4版』など、実務家から高い評価を得ている専門書が含まれています。また、直近6ヶ月間で新たに追加された書籍も豊富であり、企業法務から民事、家事、刑事分野まで幅広くカバーしています。
さらに、法令やパブリックコメントも充実しており、全国の法務パーソンに対して利便性を提供しています。e-Govへの掲載法令が8,000件を超え、パブリックコメントも27,000件以上と、質と量の両方で優れたデータソースを誇っています。
今後の展開
2023年9月には、生成AIを活用した新たなリサーチ機能を導入し、利用者に対して次世代の情報収集体験を提供。法律事務所や企業法務部に広く支持されている「Legalscape」は、今年2024年4月にはデジタル専門書のECサイト「Legalscape Store」もオープンする予定で、さらに利用者のニーズに応えたサービス強化が期待されています。
会社概要とミッション
株式会社Legalscapeは、法律分野に特化した技術力を強みに持ち、法情報のデータベース構築を行っています。「すべての法情報を見渡す景色を描き出す」というミッションのもと、より効率的に法律関連情報を提供し続けることを目指している企業です。
本社は東京都文京区に位置し、設立は2017年。代表取締役社長である八木田樹氏のリーダーシップのもと、次世代の法務情報の提供を推進しています。
まとめ
リーガルスケープが4,000冊の書籍を収録することで、法務に関わる方々の情報収集がますます効率的に行えるようになります。これにより、弁護士や企業法務部はもちろん、法学を学ぶ学生や研究者にとっても貴重な資源となるでしょう。今後のさらなる拡充にも期待が高まります。