鳥羽商船高専の学生
2025-04-04 10:28:45

鳥羽商船高専学生、三重県警察からの感謝状贈呈で地域貢献を証明

鳥羽商船高専と三重県警察の連携



三重県鳥羽市に位置する鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高専)は、令和7年3月10日に三重県警察サイバー防犯対策課から感謝状を受け取りました。これは、同校の情報機械システム工学科に所属する学生たちがサイバー防犯ボランティアとして地域貢献を果たしたことに対する表彰です。

情報リテラシー教育の重要性



鳥羽商船高専では、入学時から情報リテラシー教育を重視し、個人情報やSNSでの肖像権侵害に関するガイドラインを教えるプログラムを実施しています。三重県警察も地域住民が安全にインターネットを利用できるよう、適正な利用方法の教育や広報活動を行っています。このような背景の中、鳥羽商船高専は生徒に対してサイバー防犯ボランティアとしての活動を推奨し、情報リテラシーの向上を図っています。

学生の積極的な関与



今回感謝状を受けたのは、白石和章教授の指導する研究室に所属する3名の学生です。具体的な活動内容としては、伊勢市と鳥羽市のショッピングセンターでのサイバーセキュリティ啓発活動、そしてサイバー防犯ボランティア広報啓発コンテストへの参加や動画制作が含まれています。これにより、学生たちは地域社会での情報リテラシー向上に直接的に寄与しました。

地域社会との架け橋



三重県警察サイバー防犯対策課の課長は、学生たちの活動について、「市民と学生の交流を促進し、サイバーセキュリティの啓発活動において重要な役割を果たしてくれた」と述べています。学生たちが警察と市民の間の架け橋となり、信頼関係を築くことができたことを高く評価しました。

今後の展望



鳥羽商船高専の古山雄一校長は、今後も情報リテラシーに関する教育を進め、地域貢献に繋がる活動を支援していく方針を明らかにしています。このような取り組みを通じて、学生たちが獲得した知識や技術を実践に活かし、地域社会へ貢献できる人材として成長していけるよう期待されます。

鳥羽商船高専の歴史



鳥羽商船高専は、明治8年に航海測量習練所として設立され、その後、学び舎を三重県鳥羽町に移しました。これは、日本の商船関連教育の中でも最も古い歴史を有する教育機関となっています。現在は、商船学科と情報機械システム工学科の2つの学科で、技術者を育成し、地域及び国際社会において貢献する人材を育てています。

結びに



今回の感謝状贈呈は、鳥羽商船高専の学生による実践的な学びの成果として高く評価されました。大学教育と地域貢献の重要性を再認識させる出来事となり、未来への希望を感じさせる出来事となりました。


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会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
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