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戸田市、多言語対応のリチウムイオン電池回収袋を導入

埼玉県戸田市は、リチウムイオン電池や二次電池が含まれる小型家電製品の分別を促進するため、回収袋のデザインを決定しました。この取り組みは、近年頻発しているごみ処理過程での発火事故を防ぐことを目的としています。

リチウムイオン電池回収袋の特長

新たに作成される回収袋には、主に以下の二つの特長があります：

1. 多言語表記：回収袋は、日本語に加え、英語、中国語、韓国語、ベトナム語の計5カ国語で表記されています。これにより、外国人住民を含む広範な市民が理解しやすくなります。

2. イラストによる直感的理解：袋には対象となる代表的な製品の例がイラストで表されています。このデザインにより、どのようなアイテムがリチウムイオン電池に該当するのかが一目でわかり、捨て方に迷うことが少なくなります。

火災リスクの大幅削減に期待

この新しい回収袋を利用することで、市民が正しい方法でリチウムイオン電池等のごみを出すことが可能となり、結果としてごみ処理段階での火災リスクを大幅に減少させられることが期待されています。特に、多文化共生社会において、いかにして安全で適切な廃棄物の分別を進めるかは重要な課題です。

配布方法とサイズ

この新しい回収袋は、2023年12月号の「広報戸田市」と同時に配布される予定です。袋のサイズは、縦450mm、横220mm、マチ130mmの透明袋で、両面に表記があります：表面には日本語及びイラスト、裏面には4カ国語の表記を兼ねています。

蕨市でも同様の取り組み

また、埼玉県蕨市でも同様に「リチウムイオン電池等回収袋」が作成されており、こちらも12月に配布予定です。ただし、デザインは戸田市のものとは異なるとのことです。

これらの努力により、市民の安全が向上し、地域社会全体がより良い環境を築いていくことに寄与するでしょう。市民一人ひとりがリチウムイオン電池の適切な処理方法を理解することで、無駄を減らし、より持続可能な未来へと繋がります。

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