劇団ミュが贈る新作ミュージカル『妻と飛んだ特攻兵』の詳細
2026年6月18日から6月29日にかけて、東京都目黒区のウッディシアター中目黒で、劇団ミュの新作ミュージカル『妻と飛んだ特攻兵』が上演される。脚本は岡本貴也が手掛け、終戦直後の満洲を舞台にした感動的なストーリーが展開される。
このミュージカルは、映画館で出会った哲也と昌子の強い絆を描いている。哲也は飛行兵の教官として満洲に派遣され、二人は一旦別れることになるが、昌子は哲也と再会するために満洲に渡る。新婚生活を始めた二人は、戦争の影響に苦しみながら、互いへの愛情を育んでいく。しかし、哲也は教え子たちの命が特攻によって奪われていくことに深い苦悩を抱える。戦争の終焉とともに混乱が広がる中で、民間人を守るために特攻を決意する彼に、昌子は同乗したいと申し出る。
日本ミュージカル界の新星・劇団ミュ
劇団ミュは、2024年に旗揚げされ、音響機材を一切使用しない“生声・生演奏”で作品を創りあげるスタイルが話題を呼んでいる。昨年の『Jeanne d'Arc -ジャンヌ・ダルク-』では、国内初の本格ミュージカルアワードで3つの主要部門にノミネートされた。着実にファンを増やし、徐々に舞台界での存在感を示している。
この『妻と飛んだ特攻兵』は、岡本がテレビドラマとしても制作した作品であり、戦争の悲惨さと愛を深く掘り下げる。原作は、豊田正義のノンフィクションに基づいており、夫婦が下した最期の決断を描く感動的な物語を観客に届ける予定だ。
劇場への挑戦と役者陣
劇団ミュは、本作に留まらず、今年12月には「あうるすぽっと」、2027年秋には紀伊國屋ホールでの公演が決定しており、次々と大きな舞台へ挑戦している。今回の公演は大きな意味を持ち、国内外で評価される日本発のミュージカルを目指す劇団の意気込みが感じられる。
公演の詳細とチケット情報
『妻と飛んだ特攻兵』の公演は、以下の通り日程が組まれている。
- - 6月18日(木)14:00(空)/19:00(風)
- - 6月19日(金)14:00(風)/19:00(空)
- - 6月20日(土)13:00(空)/18:00(風)
- - 6月29日(月)12:00(空)/17:00(風)
チケットの一般販売は2026年4月25日より開始される予定で、価格は一般8,500円(税込)、前方席9,500円(税込)には特典付きのオリジナルグッズが含まれる。
スタッフ陣
原作は豊田正義の作品で、脚本・演出は岡本貴也が担当。音楽は鎌田雅人が手がけ、振付は富田彩が行う。演奏は植村カンナ(pf)と黒岩玲音(perc)が務める。
劇団ミュは、「日本発のミュージカルを、世界へ!」と掲げ、生の声と生楽器で感動を届ける舞台づくりを貫いている。劇団の活動をもっと知りたい方は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。