SBOMの課題
2026-07-09 12:13:26

SBOMを作っただけでは守れない!日本の開発組織が抱える課題とは

SBOMを作っただけでは守れない!日本の開発組織が抱える課題とは



はじめに


近年、ソフトウェア開発において重要なトピックの一つにSBOM(Software Bill of Materials)が挙げられます。SBOMは、あるソフトウェアがどのような部品で構成されているかを明示した文書であり、サイバーセキュリティやソフトウェアの安全性を確保する上で不可欠な要素となっています。特に、日本国内では、株式会社AndGoが「Aikido Security」というオールインワン型セキュリティサービスを展開する中で、SBOMの重要性と関連するトピックを積極的に発信しています。

SBOMの義務化と脅威


日本国内でも、ソフトウェアサプライチェーン攻撃の危機感が高まっており、各国政府によるSBOMの整備が急がれています。特にEUで進められているサイバーレジリエンス法(CRA)や日本の経済産業省による「SCS評価制度」など、SBOMが今後の流れになることは明白です。これらは全て、企業が自社のソフトウェアをどのように安全に管理するかの指針を提供しています。

しかし、単にSBOMを生成しただけでは効果が薄いという現実もあります。多くの企業で「SBOMを作ること自体がゴール」とされており、生成したSBOMが放置されがちなのです。この現象は「SBOMの形骸化」と呼ばれ、実効性のある脆弱性管理ができていないことを示唆しています。つまり、SBOMを作る手間を惜しむあまり、その後の運用を軽視することがリスクを増大させかねないのです。

SBOMの効果的な運用とその必要性


SBOMの価値を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントが必要です。

1. 開発プロセスへの組み込み: SBOMは自動生成されることが望ましく、手作業での更新は非効率的です。ビルドやCI/CDパイプラインの中で自動的にSBOMが生成され、それが開発フローに組み込まれることが理想的です。

2. 脆弱性の継続的な照合: 生成したSBOMは、日々発表される脆弱性情報と照合する必要があります。これにより、自社が使用している部品が今安全かどうかを常に確認し、必要な対応を迅速に行うことが可能になります。このプロセスはソフトウェア構成分析(SCA)の役割です。

3. 優先順位の設定: 脆弱性情報を受け取った際には、どの脆弱性が重要で、どの対応が迅速に行うべきかを判断する必要があります。全ての脆弱性に対応するのは困難であり、重要性に応じて優先順位を決めることで、効果的な対策が実現します。

これらのポイントを踏まえたSBOMの運用は、開発プロセスにおいて不可欠です。「作ること」自体を目的化せず、「守りに活かすこと」までを視野に入れた戦略が求められます。

AndGoの役割と今後の展望


株式会社AndGoは、Aikido Securityの国内代理店として、これらのSBOMを活用したセキュリティ対策を企業に提供しています。SBOMをただの形式的な文書にせず、実効性のあるものとして取り扱うための支援を行っています。特に、SBOMを起点とした脆弱性管理の重要性を強調しています。これにより企業が自社のセキュリティを向上させ、世界水準のソフトウェア管理を実現できるようサポートしています。

最後に、今後もAndGoはAikido Securityを通じて、SBOMの意義や活用法について幅広く情報発信を行い、私たちの開発環境を守るための取り組みを続けていくとしています。SBOMの重要性を認識し、しっかりとした運用を行うことが、今後の日本の開発組織が直面する脅威に対抗する力を育成することにつながるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社AndGo
住所
東京都台東区上野三丁目14ー2
電話番号

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