新たな知の扉を開く『Tropic』
いよいよ12月22日、待望の雑誌『Tropic(トロピック)』が発売されます。この雑誌は、人文、社会科学、サイエンス、アート、ノンフィクションなど、さまざまな分野の知識を融合させた新しいスタイルを特長としています。
発売前からSNS上で話題になっている『Tropic』は、知の熱帯を目指し、各界の専門家や文化人が関わり、深い洞察を提供する内容が魅力です。
特集記事の内容
第1号の特集記事では、興味深いテーマが目白押しです。特に注目されるのは、角野隼斗さんと野村泰紀さんが音楽を通じて探求する「宇宙と物理と音楽と」。また、アニメ界の巨匠、富野由悠季さんが語る「ガンダム世界の創造が現実世界を想像する」という講演も必見です。
他にも、アフリカン・アートの魅力を探る小川弘さんの解説や、階級国家とされる日本の寓話をテーマにした橋本健二さんと芦沢ムネトさんの対談が印象的な内容になっています。
さらには、松岡正剛さんが提唱する「意識と情報のあいだ」と題した遊び心あふれる最終講義もあり、短歌とラップの交錯を試みる青松輝さんとvalkneeさんのコラボレーションも興味深いものです。
また、「子ども食堂の進化」というテーマを掘り下げる黒川祥子さんの寄稿や、ミステリー小説「Ζ館殺人事件ディスコミュニケーションの果てに」なども目を引きます。
創刊イベントの詳細
創刊を祝うイベントは、大阪・梅田蔦屋書店で開催されます。12月22日午後6時30分から8時まで、トークイベント「シン・自由論 自由について自由に考える」が行われ、ジャーナリストの安田浩一さんや弁護士の亀石倫子さんが「タトゥー裁判」に関連して愚行権について真剣に議論します。
スペシャルゲストには、MCにいとうせいこうさんとユースケ・サンタマリアさんが登壇し、岡村靖幸さんや斉藤和義さんを迎える予定です。定員は70名で、参加費は1,650円(税込)ですが、事前に公式サイトからお申し込みが必要です。
読者との新たなつながりを目指して
『Tropic』では、読者と直接つながる新しい形のサロン型サイトも運営し、編集会議や取材のプロセスを動画配信する予定です。これにより、編集部の裏側を垣間見ることができ、読者の皆様との距離を縮めることを目指しています。
公式サイトやYoutubeチャンネルも開設され、さまざまな情報を発信していくので、ぜひチェックしてみてください。
皆さんもぜひ、新しい知の冒険に参加し、『Tropic』の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。発売日をお楽しみに!